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来る!バレンタインには……

 街を歩いていると、ピンクやハートをかたどったイルミネーションが目に入ってイライラする。

 そもそも、イルミネーションって好きじゃないし。だって、何がいいのかわからないじゃない。ありがたがって群がるカップルは蛾か何かなの?くらいの認識だ。これは、私の大学が毎年イルミネーションをしていたことがきっかけだと思う。私立だから授業料が高いのは承知の上だけれど、それを“装飾”なんてものに遣わないでほしい。

 毎年、キラキラと輝く校門近くに植えられた木を見るたびに、毒づきたくなるのも仕方がないだろう。

 こんなことだからバレンタインは嫌いだろうと思われるだろうが、別にそんなことはない。理由?かわいいチョコレートがたくさん店に並ぶからだ。それらを眺めているのは、結構好きなのだ。大好きな犬のキャラクターをかたどったチョコレートや、いつもは目にすることはない身体に悪そうなチョコレートもバレンタインデーだからという理由で受け入れられる気がする。
 ここ数年、私は学生たちにチョコレートを渡しまくっているから一丁前に“チョコ貧乏”の冠をほしいままにしている。なかなかときめきながらチョコレートを渡す、なんていう現実がまだまだ実現しそうにないのが私の悲しい現実らしい。

 さて、ここからが本題だ。前置きが長い……?いつものことだから、あきらめてほしい。
 みしかでは「バレンタイン企画」として、「I Love You. の訳しかた」という作品を制作中。バレンタインデー当日に三者三様の“I Love You. ”を反映させた作品を公開予定である。
 みんなも大好きであろう、かの夏目漱石先生が“I Love You. ”を「月が綺麗ですね」に訳したのは、あまりにも有名な話だろう。私も大好きな逸話である。高校時代の好きなタイプは、「月が綺麗ですね」と私がいったら意味を飲み込んでくれる人。我ながら、まだまだ可愛い高校時代だったなぁ。そこをスルーして、そうだね、なんて返されるのもいい気がするけれど。
 で、今回。それぞれが“I Love You. ”を自分だったらどう表現するの?というものを作品の企画として立ち上げてみた。
 三者三様、それぞれの“I Love You. ”を、ぜひ覗いてみてほしい。
 あなたにとって、素敵なバレンタインになりますように。作品を作りながら、そっとたくさんの人の幸せを願っている。

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バレンタイン企画の全貌はこちらをチェック!→みしか「花筐

更新情報はこちら→@mishika_3_2

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