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yamabra disk: HUGO FATTORUSO / Oriental

もう一枚旧作を。信じられない話ですが、1991年のHugo Fattoruso(ウーゴ・ファトルーソ)のこのアルバム、僕はHugoが山形に来てくれた時にご本人からいただきました。ただしコピーのCDーRを。ジャケットまでしっかりコピーしてありました。本人もこのアルバムの「本物」を持っていないから、コピーを持ち歩いていたのです。古い表現で言えば、いわゆる幻の名盤で、僕はHugoの大ファン(下のリンクのようにブログを作っていた)ですから、その当時はたとえコピーであってもとても嬉しかったのです。それがなんと今やサブスクで聴けてしまうのですから良い時代ですよね。


本作は、共作を含み全曲がHugoのオリジナル。メンバーは本人(Piano, Keyboards, Voice, Percussion, Acoustic Guitar)のほか、Zeca Assumpção (Contrabass、Electric Bass)、José San Martín(Drums)、Sizão Machado(Electric Bass)、Ulisses Rocha(Electric Guitar)、 Ruben Rada(Voice )など。ウルグアイ、ブラジルの混成チームですね。管も使われているけどクレジットが見つけられません。

演奏はHugoの脂が乗り切った時期のものだけに、かなりアグレッシブな部分もあり、疾走感も躍動感もあり、最高のHugoが聴けます。その後のアルバムのようなカンドンベをベースにした曲もあります。ワクワクする感じ、カッコ良さは数あるHugoのアルバムの中でも出色の作品だと思います。


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