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yamabra disk: BEN FOLDS / What Matters Most

Ben Folds(ベン・フォールズ)を聴くのは久しぶりだなぁ〜、って2015年にも書いていたのですが、それからまたも忘却してしまい、その後また8年も経ってしまいました。Ben Foldsはノースカロライナ出身のシンガー・ソングライター。彼の音楽、僕がブラジル音楽を聴き始める1997年頃、ちょっと音楽の好みに行き詰まっていて、その頃にあの"Whatever and Ever Amen"を聴いていたのです。その後ブラジル音楽の方に没頭することとなり、どうも個人的にはその存在を忘れがちで申し訳ないのです。そして本作は8年ぶりのニュー・アルバムということで、僕がこの8年間あまり消息を聞いてないのも仕方ないのかな。


本作にはさまざまな感情が封じ込められた、多様でいて端正でいかにもBen Foldsというべき感性の楽曲が並んでいます。その世界は物語的であり、また映像的でもあります。躍動するピアノのタッチと美しいコーラス、洗練を帯びたカラフルなサウンド、そして優しく時に切ない歌声の実に高品質なポップ・ミュージックなのです。ジャケットも爽やかでこれからの季節に相応しいですね。



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