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Matheus Donato / Trio

またまた凄いのが出てきましたね。これちょっと前にショーロクラブの秋岡さんがFBにアップしていた人、Matheus Donato(マテウス・ドナート)。基本6弦Cavaquinho奏者の様です。ブラジルってほんとこういう化け物(この場合は褒め言葉なのでお間違いのない様に)のようなアーティストが出てきます。

僕なんかが言っても説得力はないのですが、Cavaquinhoって鉄弦で張りも強くて、和音すら容易に弾けない楽器っていう印象ですが、こいつはなんなのだ(笑)。難しい(と思われる)パッセージを正確に弾き切るテクニックには驚異的です。

トリオのメンバーはDarcy Gomes (Bass)とMauricio Melo (Dr.)。もちろんMatheus Donatoも凄まじいし、この二人のテクニックも素晴らしいのです。Dominguinhosに捧げた曲や、Django Reinhardtに捧げた曲も。そして「Mais Que Nada」では歌も歌っていて、これがまた良いです。

ただ技量に驚くだけではなく、アルバムを通して音楽的に幅広くかつ面白いし、トリオの演奏もスリリングです。とにかく聴いて、驚いてください。


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