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横山起朗 ベヒシュタインピアノコンサートC.BECHSTEIN L #129813 




横山起朗 ベヒシュタインピアノコンサート
C.BECHSTEIN L #129813 

山形の文化・商業施設Q1(山形市立第一小学校旧校舎)の開館1周年を記念したグランマルシェの一環として、ピアニスト横山起朗さんの演奏会が行われます。2021年「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」へのリノベーションと共に修繕され「C. BECHSTEIN L #129813(ベヒシュタイン)」を用いて、ピアニスト横山起朗による演奏会が開催されます。予約は8月1日からとのことです。詳細は以下☟のリンクからご覧ください。




横山起朗(よこやまたつろう)/プロフィール

宮崎県出身。武蔵野音楽大学演奏学科ピアノコース卒業。ピアノを再度学び直すためにポーランド国立ショパン音楽大学へ入学。クラシック音楽の研鑽を通じ、より静寂を内包した物語性のある音楽を求めるようになり、ワルシャワにて作曲活動を始めソロピアノのアルバムを制作する。帰国後、駐日ポーランド大使館にて催された日本とポーランドの国交復興60周年の式典に招待され自作曲をピアノで演奏し好評を博す。近年はCMやテレビ番組等の楽曲提供を行い、電子音楽と映像を届ける「nuun」、和楽器を主体に演奏活動を行う「Re:connect」のメンバーとして活動、MRTラジオ「be quiet ─世界で一番静かなラジオ─」のパーソナリティを務めるなど、幅広く活動する。

Q1HPより


最近作 "Quiet New"

横山さんの最近作"Quiet New"。以下は拙文で恐縮ですが、僕のnoteの記事からの引用です。試聴音源を付しましたのでぜひ聴いてみてください。

横山起朗さんは、宮崎県在住のピアニストです。蔵野音楽大学演奏学科ピアノコースを卒業された後、ポーランド国立ショパン音楽大学でピアノを学び、 クラシックの研鑽を重ねたそうです。その後ワルシャワで作曲を始め、ソロピアノのアルバムを制作。本作は5作目にあたるものです。

全編を静寂が包み込んでいます。その静寂の中、ピアノの残響が波紋のように広がりそして減衰していって、その後にはまた美しく儚い静寂が生まれ、聴くものはそこで新たな静寂を発見します。静寂とは言ってもピアノで奏でられる旋律には様々な情景や懐かしさ、そして美しく静謐な物語をも見出すことができるのです。静寂は想像力を惹起します。

本作は料理家の「月の石」こと樋口加代子氏の主催する食事会の音楽として制作されたものを音源化したものなのだそうです。樋口加代子さんについて僕は存じ上げませんでしたが、このアルバムを機にSNS等で記事を拝見しました。料理だけではなくトータルに空間を作り上げておられる方で、横山さんとのコラボで食と音楽と場を体験した人達は、なんと幸福なのだろうと、ただただ羨むばかりです。



本公演で使用されるベヒシュタインについて

ベヒシュタイン L型 #129813(C. BECHSTEIN L #129813)
ベヒシュタインピアノ


1927(昭和2)年製ドイツ・ベヒシュタイン社のグランドピアノが、1929(昭和4)年に市立第一小学校旧校舎の落成記念として同窓会より寄贈された。その後長くにわたり愛用され続けたが、2009年、旧校舎を「山形まなび館」として改修する工事の時点では、経年劣化による破損が激しく、使用不能な状態のまま、閉ざされた3階の一室に保管されていた。2021年「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」へのリノベーション工事と同時に修繕を行った。可能な限り当時の部品を使い修繕することで、このピアノが生きた歴史を感じさせる風合いの仕上がりとなっている。

Q1HPより引用


動画集

横山さんの動画をご覧になってください。


*Tender


she was the sea


*Lemon


*2018年MCN宮崎ケーブルテレビ出演時




やまがたクリエイティブシティセンターQ1(キューイチ)について

会場Q1については以下のリンクからご覧ください。


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