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yamabra disk: MICHELLE WILLIS / Just One Voice

祈りにも似た敬虔な響きのTr.1"10ths"から始まる、Michelle Willsのニュー・アルバム。何を隠そうこの人のことあまり注目していなかった僕が、とても浅はかであったことはこのアルバムを聴けば明らかだ。Michelle Willsは、イギリスで生まれ、カナダ育ち、現在NY在の女性シンガー・ソングライターでキーボード奏者。詳しい方の記載によると、スナーキー・パピーとのコラボを経て、今はデヴィッド・クロスビーの活動のキーマンともいうべき存在だという。

デヴィッド・クロスビーを聴いていながらそこに注目していなかった僕は猛省をしなければならない。ジャズ/R&B/フォークなど幅広い音楽的記憶のもと、音がどんどん拡散していくような、そんな感覚のハーモニーやサウンド。凛とした、しかし余韻のある歌声とコーラス。実に真っ直ぐな、「音楽の魅力」に溢れたアルバムです。デヴィッド・クロスビーは「素晴らしい陽だまりのようなサウンド」と大絶賛しているとのこと。そのデヴィッド・クロスビー、マイケル・マクドナルドやベッカ・スティーブンスも参加しています。これはすでに今年のベスト候補だなぁ〜。


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