friendly to crows / blanket of stars
本作はテキサス州ラボックを拠点とする、friendly to crows（カラスに親しく？）というユニットのデビュー・フルアルバムらしい。らしいというのはこのご時世こんなに情報が少ないのも珍しく、「らしい」としか言えないからだ。テキサス州であるからしてもちろんアメリカのユニットということである。でも写真すら出てこないので何人組なのかすらわからない。なにしろ「friendly to crows」で画像検索してもこんなの↓しか出てきませんから（笑）。
ジャケットが象徴する様に、自然の風景を思わせるような音像である。エレクトロニカでアンビエントで、ベールに包まれているかの様なふわっとした、残響を残したLo-Fiなサウンド。浮遊感を醸し出すスライド・ギターの音。ゆったりとして内省的でメランコリックな曲調に、少しくぐもった歌声とコーラスが優しい。微睡の様な安らぎを与えてくれる稀有な作品です。
＊でもデータがさっぱりわからない。お分かりの方がおられましたら情報をお寄せください。
