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DORA MORELENBAUM / Pique
もはやJaquesとPaulaの娘さんっていうより、Bale DesejoのDora Morelenbaum(ドラ・モレレンバウム)なのだと思う。コロナ禍がなければ、ゴローさんとJaquesとPaulaの公演にDoraも一緒に山形まで来るなんていう可能性もあったのだが、もう完全に与太話で実現することは残念ながら未来永劫な句なってしまったが。
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本作はそのDora Morelenbaumのファースト・フルアルバムである。それが想像以上に良い。とても良い。音楽的にはブラジル音楽、ファンク、ジャズ、ソウル、サイケ、ディスコなどなどの要素が混在しているが、この世代としてはごく当たり前なのだが、自然に彼女の音楽としてミクスチャーされている。
共同プロデュースにはAna Flango Eletrico。コーラススとトリングスのアレンジはJaques MorelenbaumとPaul Morelenbaumが担当。サウンドの方向性は幅広くチャレンジングで、かつ華やか。でもDora Morelenbaumの声って気持ちを落ち着かせてくれるような響きがあって、とても心地よい。素晴らしいデビュー・フルアルバムである。
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