知っておきたい!賢明な消費生活を送るために押さえておきたいこと
大事なことは、小さな字でかかれている
おうち時間が増えて、テレビやオンラインを使う時間が増えると、今までなら全く、興味がなかったのに、ふと目についたキャッチコピーに、心が惹かれたり、問題意識もなかったことに「そういえばそうかも・・」という興味がわいたりして、なにかを購入したりしたことありませんか。
テレビショッピングは夜中に放送されていることが多くて、たいてい疲れて判断力が鈍っている時だったりするんですね。かくいう自分もふと、夜中につけたテレビショッピングで、計画もしてないのに購入してしまって、購入理由をあとづけで正当化している場合もありました。今年もあとわずか…毎年毎年「早い」ものです。この年末年始、暮らしを賢明に健康で、新しい年を迎えるために知っておくと、ちょっと冷静になれることをお伝えしたいと思います。
それは、「大事なことは小さな字で書かる」ということ、 例えば、・返金保証、・定期縛りなし・いつでも解約可能 などと謳われると、なんだかすごく消費者目線で親切だな~と感じますが、ここがポイント。
それを可能にするための書類を揃えることや、期限、また定期の縛りがないのは回数制限がない、という意味だったり条件があるわけです。でも、それは小さい字で書かれています。テレビにうつる一瞬の画面では短い時間で確認のしようもない場合もあります。
カタログを読むときも
またこれは、キッチンのカタログや他の書類を読む場合にも知っておくと、読み方が深くなります。キッチンのカタログでも、施工上の注意や使用上でのポイントは小さく欄外にかかれている場合があります。たとえば、「キッチンフード10年お掃除いらず」と聞いて「あんなに大変なキッチン換気扇の掃除を10年もしなくていいんだ、だからお手入れが楽」だと感じますね。キッチン講座に参加されたお客様からお聞きしたことですが、10年お掃除しなくてもキレイに保てると思い、「実際に採用したけど、そのつもりで採用したのに、3年目にふとみたら、油汚れが大変なことになっていました」とのこと。そこでカタログをよーくみると「10 年間、お掃除しなくても大丈夫」ではなく、「お掃除のスパンが今までよりも長く、クリーンに保てる」という意味の表現だったりします。
どちらにしても、自分の都合にあわせて自分で解釈をしてしまう心理効果です。
消費生活を賢明に送るために、「大事なことは小さな字で書かれていること、」を知り、自分に都合よく解釈してないか、など意識を置いておくだけで、安心できますね。少しだけでも参考にしていただければ幸いです。
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