ミーゼス・インスティテュート・ジャパン

ミーゼス・インスティテュート・ジャパン(The Ludwig von Mises Institute Japan, LvMIJ) は、経済学者ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスの思想を日本に紹介し、オーストリア学派経済学の研究を日本において促進するための独立シンクタンクです。

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ミーゼス・インスティテュート・ジャパン(The Ludwig von Mises Institute Japan, LvMIJ) は、経済学者ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスの思想を日本に紹介し、オーストリア学派経済学の研究を日本において促進するための独立シンクタンクです。

最近の記事

ミーゼス・ワイヤー:中央計画へと向かう金融政策と現在の傾向(Monetary Policy and the Present Trend toward Central Planning)(2021.10.26)

こんにちは。 本日は、ミーゼス研究所のミーゼス・ワイヤー(Mises Wire)、2021年10月26日の記事から、ミーゼスの『貨幣及び流通手段の理論』1953年版から第4部第23章の第1節を引用した記事を翻訳した。 記事はこちらを参照されたい。 インフレというものの本質が、国民によく知らされていないにも関わらず、更なるインフレを招きかねない財政出動を図ろうとしている。われわれはインフレの本質は、国家主義(エタティズム)と介入主義、社会主義であり、それに基づいて行われる

    • Soaring Urban Land Prices And Market Economy(都市部の地価高騰と市場経済)

      こんにちは。 本日は、1971年にリバティ・ファンドから出版された、フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク編、『自由への道:ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスに捧げる論文集、第1巻(Toward Liberty: Essays in Honor of Ludwig von Mises, vol. 1”)』から、ミーゼスの直弟子であった村田稔雄教授の論文を紹介する。 [論文自体はこちらからアクセスできる] ーーーーーー Soaring Urban Land Prices

      • Money and the Individual(貨幣と個人)

        本日紹介する、ロスバード『貨幣と個人』は、ミーゼス『貨幣及び流通手段の理論』の英語第2版のリプリント版(リバティ・ファンド、1981年)の序文である。この序文は、現在のリバティ・ファンド版でも読むことができる。 現在、日本に流通している東米雄による翻訳は、1924年のドイツ語第2版の翻訳である。よって、(1953年英語第2版にて付された)第4部とそれ以降の補遺については付されていないことに注意を要する。(この第4部については、ミーゼス・インスティチュート・ジャパンにて鋭意翻

        • Japanese Libertarian Heritage(日本におけるリバタリアンの遺産)

          今日の記事は、日本におけるリバタリアンたちの活動の一端について触れてみたい。 本記事は、リバティ・インターナショナル(Liberty International)のサイトにおいて2016年3月23日に掲載されたブログ記事を、ケン・スクールランド氏の許可を得て翻訳したものである。 上記の写真については、左から順に、リ・スクールランド(Li Schoolland)、訳者(上山祐幸)、村田稔雄教授、ケン・スクールランド(Ken Schoolland)、吉田寛(千葉商科大学教授)

          ミーゼス・インスティテュート・ジャパンを設立しました

          はじめまして。 上山祐幸と申します。 このたび、ミーゼス・インスティチュート・ジャパンを設立しましたので、ご報告いたします。 ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス・インスティテュート・ジャパン(The Ludwig von Mises Institute Japan, LvMIJ) は、経済学者ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスの思想を日本に紹介し、オーストリア学派経済学の研究を日本において促進するための独立シンクタンクとなります。 わたし自身は、戦略問題研究所(Nippon

          ミーゼス・インスティテュート・ジャパンを設立しました