同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)28.過酷な夏イベント
今回するのは怖い話というか、夏のイベント参加の過酷さに関する話です。
怖い話ではないのでこのシリーズの趣旨と違うかもと思い、書くかどうか仮置きにしていた話題でしたが、今日開催されたイベントで回ってきた話(救護室が機能しない)がやばすぎたので、夏のイベントの過酷さの啓蒙活動として更新します。
みなさんにおかれましては、夏のイベント参加で体験した怖い話を、どうぞイベントに参加される前に読んで、備えて下さい。
前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)27.体調不良」はこちら。
数分で顔面真っ赤
あの日は過酷な夏のイベントでした。
私はその日、友だちの買い子として参加し、シャッター前サークルさんの列に並んでいました。
実はその日、イベントでは珍しく早朝雨が降っていました。
しかし昼には雨も止み、私は羽織っていた雨合羽を脱いでシャッター前(野外待機列)に並んでいました。
私は友だちのサークルチケットで買い子として入場したので、比較的早く(時間にして三十分も待たずに)シャッター前から離脱したのですが、その三十分でものの見事に肌が露出している所を日焼けしました。
本人としては自覚がなかったのですが、買い物が終わり、友人のサークルに戻った際に友人から「聖龍。さん!めっちゃ焼けてる!真っ赤!!!やばい!!!」と言われて、焼けている事に気づいた次第です。
もちろん夏のイベント参戦なので、出かける前に日焼け止めは厚塗りしてタオルや帽子などで日差し対策もしていたのですが、朝の雨と、待機中にかいた汗で日焼け止めは全部流れ、待機列の移動等で動くのでまんべんなく露出している肌が焼かれたようです。
因みに参考までに私の参戦スタイルは以下の通りです。
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良好な体調
睡眠時間と朝ご飯しっかり取ってきた身体
日差しよけの帽子
UVカットがついた眼鏡
首に汗拭きタオル
背中に背負った凍らせたペットボトル二本(最高に冷える)と凍っていないペットボトル一本が入ったナップザック
戦利品を入れるためのA3サイズが入る肩掛けバッグ
半袖のカシュクールワンピース
歩きなれたスニーカー
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この装備の(特に背中全体を物理的に冷し続けた)お陰で私は熱中症にはなりませんでしたが、その日、同じシャッター前待機列で、私の後続で並んでいた人の中から体調不良で運ばれた人が出ました。
私の周りの人の中にはそもそも夏のイベントは参加をしないと決めている人もいるくらい、本当に夏のイベントは過酷です。
体調に不安があるなら参加しないで通販で済ませるのも手です。
何を差し置いてもほしい本も、命と比べたら命が優先かと思います。
暑さ対策、日焼け対策はしすぎるに越した事はないので、気を付けて下さい。
足が痛い
あれは又別の年の夏のイベントの事でした。
その日も過酷な暑さでしたが、何とか無事イベントを乗り切り、そろそろ帰りを考え始めた頃、私はイベント中に連絡を取り合っていた相互のAさんと二人、イベント後のアフターに行く相談していました。
するとそこに、私とAさんの共通の相互さんのBさんがたまたま通りがかりました。
挨拶をして暫く立ち話をしていると、Bさんが「私も二人と一緒にアフターに行きたい」と言いました。
断る理由もないのでAさんと共に了承したのですが、了承した途端、Bさんが「荷物預けているから二人共ここで待ってて?」と私とAさんを置いて消えてしまいました。
私とAさんは撤収準備もできていたので、Bさん待ちで暫く待っていたのですが、待てども待てどもBさんは帰ってきません。
三十分以上待ってもBさんは戻ってはきませんでした。
流石にいつ戻ってくるのか分からないと困るので、こちらから確認でBさんの携帯電話に電話しても反応がなく、遅いですねとAさんと言い合いながら待っていました。
待っていたのはイベント会場の屋内スペースでしたが、過密すぎる人混みと、夏の熱気でサウナ状態でした。
そんな中で長時間立って待っていたためでしょうか。
Aさん「やばい…足が吊って痛くなってきた!」
とAさんの身体に異変が起きました。
かく言う私も、手足が麻痺してきたのかダルくてなってきました。
これはやばい。
このままここに立ち続たら私とAさんの体調が死ぬ。
そう私とAさんは判断し、Bさんに再度電話しましたが出ません。
仕方ないのでBさんにメールを送りました。
私「こちら二人とも、待っていたら体調がヤバくなったので、先にアフターのお店に移動します。Bさんも終わり次第直接現地に来て下さい(行く予定のお店の情報を添えて)」
するとどうでしょう。
電話してもでなかったBさんから即メールの返信がきました。
Bさん「え?こっちまだ時間かかるんだけど?」
さっき迄全然返事なかったのに、返事できるんやないかーーーい!と心の中でツッコミを入れつつ、返信しました。
私「こちらずっと立って待っていたら体調悪くなってきたので、倒れては行けないので移動します。お店はBさんもご存知のお店なので、終わり次第そちらで合流しましょう」
Bさん「わかった」
Bさんからの了承を確認し、善は急げとAさんと即会場を離脱し、電車の乗り継ぎアフターのお店につきました。
冷えた店内、冷えた飲み物、座れる椅子に癒されて、体調も回復しました。
助かった。生き返ったとAさんと話していたら、三十分程遅れでBさんが到着されました。
遅くなったBさん曰く、帰り支度が何もできていなかったので連絡しようにも手が離せず、会場内の混雑もあって合流に時間がかかってしまったそうです。
それはそれでイベントでは仕方のない事なのですが、私とAさんは帰り支度が出来た状態でしたので、大荷物を持って暑い中立って待つ過酷さを考えると、現地集合に切り替えてよかったとなりました。
暑い中動き回るのも過酷ですが、じっとしているのも過酷です。
そして混雑する会場内の移動は物凄く時間がかかります。
夏のイベントでの待ち合わせは、命に関わるので計画的にしましょう。
因みに補足しますが、このBさん、体調不良で離脱する私達二人に、待たせた事の謝罪もなく、何なら「何で先に移動したの?」とこちらを責めるように言われました。
それだけにとどまらず、その後もモヤつく事が度々あったBさんですが、その後別件で逆ギレから私をブロックされ、更にその後色々あってSNS上で炎上されました。
自分中心の人だったなあと、これを書き続き思い出しました(蛇足)
まだまだ夏のイベントは続きますが、これからイベントに参戦予定のみなさま、本当に本当に気を付けて参戦して下さい。
体調万全でも、ちょっとの事で体調不良になりやすい環境です。
体調に不安が少しでもあったら参加を見送る勇気も必要です。
そんな夏のイベントでの過酷な話でした。
ひさびさに更新したのですが、これをこのシリーズに入れていいのか?というツッコミは聞きません。
次の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)29.SNSの学級会」はこちら!