同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)2.炎上する人
ご好評により
昨日書いた「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)1.知らない人」がフォロワーからご好評だったので、又同人サークル時代に本当にあった怖い話をします。
これから暑い日が続きますので、どうぞ涼しんでいって下さい。
さて、同人活動をしていると、色んな人と知り合って友達になったりするものです。
中にはちょっとおかしい、こうばしい人もいるわけです。
個人的な話、おかしい事自体が悪いわけではないので、そこの善し悪しの話ではないのですが、ここでは他人に迷惑をかける系のおかしい人の話をします。
その人の事は仮称、Aさんとします。
Aさんはなかなかに灰汁が強い人でした。
「萌え語りをすると場所や人を問わず、大声でわーっと語りだす」
「相手へのあいさつの為だけに、サークルスペースの前を長時間占有して自分語りをする」
「通りがかった知り合いに、相手から了承される前に自分の荷物を預け、一時間以上どこかへ消える」
「自分の正義の元に、誰かれ構わず攻撃的をする事を辞さない」
「話している相手が静止しても、自分の話をし終わるまで話をやめない」
とまあ、そんな「悪い人ではないけれど、オタクの中にはたまにそういう人いるよね…」というタイプの人でした。
そういう人なので、Aさんは何かと炎上したり、炎上したり、炎上したりしていました。
当時私はAさんとSNS上で相互だったので、Aさんが炎上する度に他のフォロワーさんから「相互ならAさんのことどうにかしてよ?」「あなた仲いいでしょう?」と言われ、別にAさんがめちゃくちゃ私に絡んでくるだけで仲は良くなかったですし、何より義務はないのですが、同じ同人活動をする者として、常識的に目に余るとAさんに「あまり誰彼構わず喧嘩を売るのはよくないですよ?」とDMを送っては止めてはいました。
そしてAさんからは「ごめん、いつも言ってくれてありがとう。気をつける」という返信を貰ったりしていたのですが、Aさんは暫くすると又すぐ炎上を繰り返す、そんな状態と関係が暫く続きました。
しかしそんななんとも面倒くさい関係は、ある日突然終わりを告げます。
その日もAさんは自分謎ルールをジャンル新規さんに対して凸して説教しだし、又炎上して、周りから非難されていました。
私はいつものように炎上しているAさんにDMをしたら、突然Aさんから「あんたこそルールがわかってない!」と逆ギレされ、Aさんからブロックされてしまいました。
吃驚しましたが、でもまあAさんはそんな人だったので私としては、「もうブロックされたので、相互ではなくなったし、もうこれでAさんとかかわる事もないだろう(要約:Aさんからブロックしてくれてサンキュー!\(^o^)/ハレルヤ!)」と思い、肩の荷が下りました。
そんなAさんの事もついぞ忘れて幾日か。
私が平和を満喫していたある日の事、SNS上である投稿がされました。
その投稿はジャンルを超えてバズりまくりました。
「オークションサイトに高額転売されたサークルチケット、サークル名と氏名が載っていたので転売主を特定!」
思わず「そんな迂闊な事するやつおるんかい!」と突っ込みつつ、でもまあ私には関係ないよねとスルーしていたら、仲のいい相互さんから私宛にDMが届きました。
相互さん「聖龍さん、あのバズってた転売の投稿みた?」
聖龍「見ましたよ。迂闊な転売屋もいたもんですね」
相互さん「あれね!聖龍さんの事ブロックした、あのAさんよ!」
聖龍「……は?????」
何とまああの前述のAさんが、自分のサークルチケットを高額転売している事が発覚しました。
ちなみに当たり前ですが、同人誌即売会はサークルチケットの譲渡、ましてや転売することを固く禁じています。
なお、私は前述の通りAさんから別件でブロックされており、没交渉になったので、相互さんからその話を聞くまで知らなかった状態です。
言うて、私はインターネット老人会なので、不謹慎上等でこんな祭りに乗り遅れてはいけないと、DMを下さった相互さんから分かる範囲で詳細を聞き、その後自分でもSNSや検索を駆使して確認すると、まあ大炎上していました。
そりゃあ、普段からAさんは炎上する人だったのと、「転売屋タヒね!」とSNS上で公言して憚らず、何なら転売した人をSNS上で見かけると「何考えているんだ馬鹿!」と粘着凸する人でした。
そんな転売行為を罵るAさんが、実は裏で転売していたら、炎上じゃなく大炎上するのは必至。
しかしそんな愉快に大炎上し、何なら関係ない自ジャンルの相互さんにも飛び火しているのに、Aさん本人は転売が発覚してから暫くずっとだんまりを決め込んでいました。
そんな状態が数日続いたある日、突然Aさんは「実はあれは私の身内の者が勝手にやりました。身内の地元に行って説教してきました!」と犯人は私じゃないと弁明の投稿を連投。
しかし、「説教のために身内の地元に今向かってます!」と証拠に上げた写真は拾い画像(当時存在しない看板で現在の写真ではないと判明)だったり、「身内とここで話し合います!」とこれ又証拠で上げた遠方に出かけた風の飲食店の写真はAさんの地元の飲食店の写真を加工した写真で(Aさんの過去の投稿から判別した特定班強い)で、「苦し紛れに嘘をつくにしてもあまりにお粗末すぎだろう」という内容を連発。
特定班の活躍で上記のように嘘が指摘されましたが、Aさん本人はその弁明投稿のみで解決したと思ったのか、その後は転売に関する投稿は一切せず、SNS上ではだんまりを続けました。
なお、該当のチケットが転売されたイベント当日、Aさんはもちろん不参加で、Aさんのサークルスペースには誰もいなかったそうです(当日参加された人情報)
しかしイベント後も暫く、「Aさんヤバい」「あのジャンルはヤバい」と収拾がつかない状態が続きましたが、結局は転売されたサークルチケットのイベント自体が終わったり、Aさんがだんまりのままアカウント名を変えて逃げたり、その流れで別ジャンルを移ったりで、炎上事件は何ヶ月もかけて静かに鎮火していきました。
しかし当時、飛び火してとばっちりで燃やされた同ジャンルの周囲は、巻き込まれたせいもあり、いまだにこの件を忘れていません。
私自身、Aさんが炎上した当時「知人がチケット転売した事を知った場合、貴女はどうしますか?」と嫌味のある毒マロを貰いました。
私はその時点で「Aさんから別件でブロックされた後だったので、私はもうAさんとは相互じゃないよ!」状態だったのですが、「何で私巻き込むねん!」と毒マロ主に突っ込みが止まりませんでした。
毒マロ送る前によく調べてから凸してきて!!!!
しかし今考えてもAさんの思惑がわかりません。
お金が欲しかったのか、バレないと思ったのか、Aさんの転売理由は他人である私にはわかりませんが、何かにつけて「転売屋死ね!」と公言していた人でも、裏で自ら転売行為をする事があるんですね。
なお、こちらをこのAさんの話を書くにあたり、久々にAさんの現在の別名アカウントを確認してみてきたのですが、「(今の推しジャンルの)転売屋死ね!」って投稿されたり、転売屋からグッズを購入しようとしている人を相変わらず凸して口汚く咎めたりしていたので、言行不一致を地で行くのか、現実は小説より奇なりでした。
正にどの口が何を言うのかという感じですが、ここまで来ると、Aさんは無敵の人なのかも知れません。
なお、当時自ジャンル内ではこのAさんの転売炎上話は一種タブー扱いだったので、表でこうして話したのは初めてです。
当時同ジャンルにいた人には「あの事件の事か!」と思い出されるかも知れません。
個人的に直前までAさんとは相互だったので人となりを知っている事と、炎上してすぐに知らせを受けたので自分で経緯詳細を調べたので、こんな感じの事件だったって全容を把握できました。
これぞまさに「同人界隈のヤバい話」って感じですね!
後、一度相互さんになってしまったからと言って、その人に対して責任や義務はないのに、嫌な人や合わない人と我慢して付き合い続ける必要はないって事をこのAさんの件で骨身に染みた私は、今では少しでも嫌だなあと感じると自衛ブロックができるようになりました。
自衛ブロックは権利ですから、我慢はよくないです。
まあ自衛ブロックすると逆上して怒る人もいるので、やむを得ずミュートしている人もいますが、それも又選択の一つなので、相互だから親しいとは思わない方がいいです。
そんな本当にあった怖い話でした。
この事件を教訓に、みなさんはよいSNSと同人活動を過ごして下さいね!
まあ何度もいいますが、こんな大炎上する人はいないと思いますけどね!
今回もみなさんの涼になれば幸いです!
そしてめでたくシリーズ化したので、次は「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)3.ダミーサークル」をお楽しみ下さい。