酢飯と餃子とカラオケと
今から四半世紀以上前の話。
一浪して北の大地にそびえる大学に入るにあたり、一人暮らしをすることになった。自分が住むにあたってのこだわりは
1. 玄関の扉に鍵がかかる
2. 1階じゃない(1階は寒そうだから)
の2点だけだったので、親戚が住んでいたので適当に家を探してもらい、どのぐらい荷物を詰められるかのための内見を一度だけして即契約した。
それが初めての一人暮らしの場所「北24条」
通称ニーヨン、札幌ではすすきのに次ぐ規模の猥雑な飲み屋街だった。
ずっと一軒家しか住んだこ