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突然ですがムスメ自慢をしていいですか?

 「すごいねぇ。」

 ここのところ中学生のムスメ氏に向かって言うことの多い言葉ランキング1位かも?な言葉「すごいねぇ。」・・・いやほんとは「かわいい」だけど、それはちょっと怒られそうなんで内緒にしておく。←してない。

 とにかく中学生になって成長著しいからなのか、もともとすげー人なのか分からないんだけど、「君すごいねぇ。」と思うことが多くなったので、それを書き出しちゃいマス。

1)目で見て理解する力が半端ねぇ
 手芸やクラフトが得意なので当然といえば当然なのだけれども、作業の行程や方法を目で見て(視覚的に)理解する速さがとんでもないのである。最近zoomで色々なワークショップに参加する機会のあるムスメ氏だが、視覚的な提示を1回見ただけでどんどん作業を進めていける。一方の私はもともと視覚的情報の処理速度が遅いので、「えっ、どうやるの?えっえっ?」とモタモタ。「なんで見ただけで分かるの?」「君すごいねぇ。ほんとにすごい。」「目で見て理解する力、才能だね!」と毎度ムスメ氏を称賛している。説明書が必要な私は、zoom向きじゃない気がする。いろんな発見のある、stay home。

2)自己コントロール力すげぇ
 もともとホームスクーリングをしているので、休校になっても生活が1ミリも変わっていないムスメ氏。おとーさんの協力を得ながら、1年間のおおよその学習計画をたて、それに基づいて日々取り組む学習プランをたてて実行しているのは、単純に「えらい!」としか思えない。学校へ行かないのなら、そうしてみたら?と親として提案はしてみたものの、それを実行できる自己コントロール力すごすぎだ・・・ゲーム(今は主にあつ森)もYouTubeもたくさんしているけれども、別に自分が決めたプランをちゃんとこなしているので親としては何の文句もない。というか、ゲームもたぶんトータルしたら一日2時間くらいしてるけど、「今日はこれで終わり。」と自分から切り上げてその枠をはみ出ない。逆に親の私のほうが、「今日はカジキマグロを釣るまで夜な夜な釣りぞ!」と夜中にえんえんやっちゃうんだから、自己コントロール力が必要デアル。そんな私にも、就寝する前に「頑張ってねー」と声かけてくれて、朝起きたら「釣れた?」って聞いてくれるムスメ氏、やさしすぎるやろ・・・

3)とても穏やかな方なんです
 基本終始ご機嫌さんである。といっても喜怒哀楽がフラットっていうわけではなく、これをどう表現していいのか分からない。たとえば私なんかは、あつ森で「ロウニンアジ(超レア魚)一本釣りキャンペーンってひどすぎやろ!!」とプンスカよく怒っているんだけど(これほど平和なゲームで怒れる私も私だ・・・マイル貯めるのに必死すぎるんじゃ)、「そんなに怒らないの。」と優しく諭してくれたりする。彼女がゲームをしながら怒ったりするのを見たことがない。というかあまりにプンプンしないので、「私が(怒りを)抑圧させているのか?」と心配にさえなるレベルである。事実そうなのかどうなのか、今のところ知りようがないのだが、いずれにしても機嫌ようしているので、その在りよう自体を心から尊敬している。

4)何でもやってみたくて、そこに楽しみを見出す力がぱねぇ
 「こういうのがあるんだけど、やってみる?」と聞いてみて、彼女に断られたことがほとんどない。唯一「無人島でサバイバル体験」と「いきなり海外ホームステイ」の提案には、「えぇ~?」と難色を示された(当然だ。でも「友達と一緒なら」と続けて言っていた)。とにかく「こんなのあるよ。」「するする~♪(軽い)」という感じで、何でもチャレンジする。そして「楽しかった~♡」となる。すごいな、すごいな、君!といつも思うので、誘っておいてなんだけど「何でもチャレンジしようと思うのすごいよね!」「そんでもって何でも楽しめるってこれまたすごいよね!」と言っている。え~そう?(意味不明!)って感じで流されるが、すごいですよね?私はどっちかというと興味の限定がみられるほうなので、彼女の好奇心そのものが眩しいし、「こんなの」とか馬鹿にしたりせずに何でもやってみて、さらにそこに楽しみを見出すことができるって、超絶羨ましい。勉強(いわゆる教科学習)も同じで、習って面白かったことをよく伝えてくれるし、実験なんかは「また一緒にやってみよう!」とワクワクしながら誘ってくれるのでビックリする・・・もう1回やってみようと思うのすごいよなぁ・・・あと最近は歴史が楽しいみたいで、「文明って面白いんだよ!」「壬申の乱について話させて!」とおとーさんつかまえて熱弁をふるっていた。楽しくてなによりだなも。

5)自己効力感が恐ろしく高い
 何でもやってみようとするのに留学だけは気後れしている様子だったのだけれども、その背景には英語への苦手意識が強くあるようだった。しかしこの4月より英語のオンラインレッスンを始めたらあっという間に自信をつけ、「わたし、前より英語読めるようになったよ!」「来年には(外国に)行きたい。」と超前向きに言うのでたまげた。えっまだレッスン数回受けただけなのに・・・?なんて思う私のほうが愚かで、レッスン回数やら客観的指標(たとえばテストの点数)やらが大事なんじゃなく、チャレンジしてみて自分なりの手応えをつかみ、「このままやっていったらもっとよくなる!」という期待を未来の自分に対して持てるということこそが重要なんだろうと思う。なんかその、いわゆる自己効力感ていうやつが、ムスメ氏からあふれ出ておいでです・・・英語に限らず、小さなことでも「私はこれができる!」をいっぱい持っていて、今回もこの記事を書くにあたりムスメ氏の了承を得た際、「小さいころに自分で偶数を発見したってこと、書いていいよ。私は算数の神童だったんだよ。」ってすんごい前のこと嬉しそうに言っていました。そういうとこ、好き。

6)お料理がうまいぞ
 週に一度私が仕事で帰宅が遅くなる日は、ムスメ氏が夕食を作ってくれることになっている。大概家にあるものをチェックして、それでできるメニューのレシピを検索して、レシピを見ながら作ってくれる。すごいよね。私はお恥ずかしながら学生時代ろくにお料理なんぞしなかったもんで、中学生にしてレシピ見ながら食卓を整えることができるってだけで尊敬だし、家の中にあるもので工夫して調理できるって「生きていく力」をそこに感じる。すごいね、そしておいしいご飯をありがとう。

 もっと色々あるんだけれどもね。この辺にしておきます。

 さて得意なことの裏には苦手なこともあるんだっていうのは、私やあなたや大勢の大人、子どもたちと彼女はなんら変わりがない。たとえば、お片づけとか大嫌いな方である。書いたら怒られるかな。でもそれを補ってあまりある魅力、ひたすら「すげー」と思うような力がそこにはあるし、なんか正直最近「(苦手なことは)まぁいっか。」という気持ちになっている。いつか君のその溢るる自己効力感と、なんにでも楽しみを見出すハッピーパワーで「お片づけくらい楽勝~♪」「案外楽しい~!」ってなるかもしれんもんね。知らんけど。

 というわけで、ムスメ氏からひとこと。

こんにちは。ムスメ氏です!  なんだか褒められるのは恥ずかしいですが、自分では何か特別に思ってることは全然ないです。ただ、色んな事に挑戦して好きなことを増やしていけるところは自分のいいところだと思ってます。嫌いなこともいっぱいあります。(笑) でも好きなことや好きなものはいっぱいあった方が絶対楽しいです!!したいことで毎日いっぱいです!   勉強も学校でするより自分のしたい方法で勉強する方が身に着きます。私の場合はですが、、、 勉強はちょっと前まで好きでも嫌いでもなかったです。でも今は勉強が好きです!ちなみに最近は数学が楽しいです! 自分で勉強するだけが身に着くとは限りません。でも楽しく勉強できる方法を見つけて勉強すれば身に着くと思います。Stayhomeの期間がもうすぐ終わってしまいますが、楽しいことをたくさん見つけて欲しいです!    

これを読んで、お母さんから見た私が分かってよかったです。自分では別に穏やかでもないと思うし日々好きなことばっかりしているつもりです!  あとこれを読んで思ったのがお母さんは自分のことをあまりよく言ってないけど、悪いとこだらけじゃないです!(まぁ、ゲームは燃えすぎるし集中すると人の話聞かないけど、、、)  お母さんは、私のしたいこととかをしっかり聞いてくれるし、いつもちょっとしたことで褒めてくれるし、思ったことはすぐに行動に移しててすごいと思います!!  

一言のつもりが長々と書いてしまいました(汗  
上手く文章が書けてるか分からないですが、ノート書けて楽しかったです!!
またムスメ氏登場するかもです!

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Nishio Misato
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