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Trip to 南魚沼レポート

場所:南魚沼

日程:2020年9月29日~2020年9月30日

メンバー:しんたろう先生、ひろき教授、Ms. めぐみ、私、
の個性豊かな仲間達

目的:若者・よそ者・ばか者が地方創生のため、塩沢紬や日本酒を広める事業を起こしていくための下見。(まずはどんなところか見に行く)

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【結論】

この旅で得たもの・学んだもの:
・織物がどのようにできているかの手間暇・奥深さ
・地方の人の心の温かさ・おもてなし精神
・伝統文化継承の問題
・このような機会をくださったしんたろう先生やひろきさん、めぐみさん、酒井さんや皆さんへの感謝。
・自分も将来giveできる人になりたい。
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<Introduction>

自分の背景
 まず、今回しんたろう先生のお誘いからこの南魚沼への旅に行こうと思った理由は、自分が「日本文化を世界に発信していきたい」という思いがあったからだ。というのも、コロナ前に一人で1ヶ月間ヨーロッパを旅した際、日本とは全く違う景色に圧倒され感動することがほとんどだったが、それと同時に日本のことが恋しくなった。日本の治安の良さ、公共トイレの多さ、朝までやっている居酒屋・コンビニ、製品の品質、物価の安さ、行き届いたサービス・おもてなし精神など。日本を一人で長期間離れることで、日本の良さが身に染みて感じた。また、向こうでHey! I`m from Japan!というと、みんなから好印象だった。こんな素晴らしい日本を海外に発信したい、もっとみんなに知ってほしい!という思いが芽生えた。
 そんな思いを持っており、はるなさんから紹介してもらったしんたろう先生からのこの旅のお誘いは、自分が日本文化を発信していく為の第一歩であると感じた。日本が好きとか言っておきながらも、実際自分は全然日本文化を知らないと思った。まず自分が知らないと発信できない。そこで、しんたろう先生のご厚意で私も一緒に南魚沼へ行き、織物や日本酒についてより深く知る・体験することになった。(ありがとうございます><)
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<Body>

へぎそば @塩沢そば処 田畑屋
・新潟県魚沼地方発祥の蕎麦。
・「へぎ」=木を剥いだ「剥ぎ板」を使って作られた四角い 
・つなぎとして布海苔(ふのり)がつなぎとして使われる
・薬味は刻みネギからし⇒魚沼地方ではワサビが取れなかった為
・1口程度に丸められている⇒布海苔で蕎麦同士がくっつきやすい為
【感想】ツルツルしていてコシをめちゃめちゃ感じた。「これこそまさにコシ」って感じで食べ応えがあった。一人一セットより、そばを何人前か頼んでサイドで色々つけるのがおすすめ。蕎麦パーティー。
【教訓】伝統的な食べ方で言うとからしを薬味とするらしい。それを知らずにワサビを頼んだのは悔やまれる。是非地元の食べ方で食べたかった。また、現地の人からすると、失礼だったかもしれない。事前に調べるべきだった

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織物 @酒井織物
・越後上布/塩沢紬/本塩沢/夏塩沢
・塩沢紬はかすり糸(前もって染め分けられた糸)を織ってつくられる
・本塩沢は「しぼ」という凹凸が特徴的

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(ゆでる)
・大きい窯で約3時間ゆでる
・お父さんオリジナルの棒でまんべんなく火が通るようにかき回す
・水の色は濃い肌色に
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(すすぎ)
・まずゆであがった輪っかの糸に腕を通して、パンパンと伸ばす(1本でも反対の方向へ糸が言ってしまうのNG)
・どれだけ力強くやってもちぎれない
・水ー雪解け水。飲める。冷たい。おいしい。
・糸の輪に腕を通して、バケツの中で前後に。
⇒これが見た目以上にキツイ&難しい。
・より綺麗な光沢が出る。ピカピカ。感動。

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(乾燥)
・機械で回して乾燥→干して乾燥

(染色)
・染めない部分は糸で固く縛る。
・染める筆(竹に糸をくくったもの)はすべて手作り
・左人差し指を糸の上に置き、筆を糸に当ててまっすぐ回す
・細く染色するの難しい

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(綛上げ かせあげ)
・絡まった糸は手作業でほどく
⇒手間暇かかっている

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(機織り)
・機織り機で織っていく
・織る順番を間違えるとボツに
⇒鶴の恩返し、機織り中に邪魔されたくないとはそういうこと

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【感想】コツがいる。難しい。ノウハウを教えてもらう必要あり。長い期間修行してやっと一人前になれるもの。だが、皆さんご高齢。後継者を探さないとという問題浮上。
⇒海外へ発信したいという思いがあったが、まずそもそもの日本文化を守らなければならない問題。
⇒誰が後継者としてふさわしい?
⇒いつまでがタイムリミット?
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着物
・私に似合いそうといって紫の着物を選んでくださった
・日常的に着物を着たいと思ったけど、難しい&時間かかる&動きにくい
⇒女の子でも気軽に着れる着物はないのだろうか、、、
⇒普段着にできそうな着物とは

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お料理・日本酒
・お米、けんちん汁、煮物、すべておいしかった。
・日本酒が甘い!普段日本酒は飲まないが、良いかも
・もてなし精神、気前の良さ
・団らんして食べる日本らしい食事

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八海山

・見晴らし良い、次はロープウェイだけでなく、登ってみたい

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猿倉山ビール醸造所 
・デザインがスタバ。すごく好き。作業はかどりそう。same with 雪室
⇒誰がデザインしたのか聞いてみたところ、鹿島建設の星野さん
・でもあそこは車で来る人多いから飲めなさそうだけど…?
⇒なんでああいう設計にしたのだろう
・1300円のビール 「ビアギークブランチ」

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八海山雪室
・電気を一切使わず、氷の冷たさだけで冷やしている
・5度
・少しずつ溶けるが溶けきるわけではない。継ぎ足す。
・2,3年で入れ替わる
・商品展開がすごい 
・米焼酎の樽 ウィスキーと同じ風味に
・ボトルキープ 最大5年間保存 指定日にお届け not to 海外

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〈考察〉

継承問題
後継者を集める⇒まず魅力を知ってもらう必要。
私たちがした、このような体験ができたら嬉しい。
(着物がどう出来ているのかを知り→実際着てみて→お出かけして写真を撮り→地元ならではの料理を食べ日本酒を飲み→温泉に入り→八海山に上り→日本酒も知識に入れ→お土産をもらう)
こんなにおもてなしされたら、確実に南魚沼のことが好きになるだろう。
⇒じゃあ後継者になります!という人はどういう人?
着物に興味がある人で、実際にこのような体験をし、継承問題を間近で感じ、自分がやらなきゃ、、、みたいな?
うーん、難しい。もっと追々深掘っていかなきゃ、、、

酒井織物のプロモーション方法
・広める方法の一つとして、若者・海外の人の目につくようなかっこいい引き付けられる動画を作るのは良いのではないかと思った。しかし、ヒロキさんがLINEで送ってくださったYou Tubeに既にビデオはあった。(https://www.youtube.com/watch?v=sRrj3KWt4_E&feature=emb_title)でも再生回数が少ない。
⇒PRの素材はある。そのプロモーションの方法が良くないのか。どのようにすれば?
・そもそも着物になじみがない
⇒着物のイベントうつ?
・着物を普段着にしたい
⇒難しい、時間かかる、動きにくい、汚せない、などのネガティブな部分を取り除けるような着物があるといいな、、、新開発??

日本酒
・Sakeは海外で人気なイメージがあるけど、なんでなんだろう。
・どんなプロモーション方法?なにかこれから私たちのビジネスに取り入れられそうか?
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〈今後〉

・酒井織物のプロモーション方法
・継承問題の解決策
・普段着の着物 ファッション
・外国人から見た日本酒のイメージ
を考えていきたい。
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P.S. 食べすぎ注意…!!


<参考文献>
へぎそば
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B8%E3%81%8E%E3%81%9D%E3%81%B0
https://www.jalan.net/news/article/261098/
http://www.kojimaya.co.jp/kodawari/index.html