（190）花で整える

秋雨の日の酔芙蓉
気温が低くなり曇りや雨の日が続いて花が開ききらないのもまたいい

ところでこの八重の酔芙蓉の花弁を熱湯にお酢をいれてサッと湯がいて冷ましたのを酢の物としてみたら、とっても美味しかった。トロッとしながらコリコリ歯ざわりもあり。季節の花をお茶にしたり料理するときにすこし入れていただくと身体が整うような気がしていて花をよく食べるけれど、花を食べたがるのは菊の花を日常的に食べてた秋田出身の実家での原体験かもしれないと思う。

ソファの下からジジがくりくりの目でじっと見つめている。真剣な表情にごはん足りなかったかなでも立ちたくないなと見つめ返す。うーむと考えてま、いいかと本を読み出したら隣に座るジジ。そうかと思ってしばらく経ってから立ち上がりキッチンへ向かうとやっぱりついてきておねだり。猫は作戦とか優先順位とかいつも色々考えてる。昔飼っていた犬の方が行き当たりばったりな気がするけどどうなんだろうね。