guesthouse Nafsha、出航します
わたしたち夫婦の『guesthouse Nafsha』が出航します。
昨年の2018年冬から進めてきたゲストハウス計画。コンセプトづくりや改修の段階から、本当にたくさんの方に応援いただきました。ありがとうございます。
Nafsha(ナフシャ)とは、「宇宙の根源と私たちをつなぐ」という古代ユダヤの言葉。わたし(妻・美郷)がアルバイトをさせてもらっていた淡路島の『Art & Cafe Nafsha』から、その名前を受け継いでいます。
実は淡路のNafsha自体も神戸から受け継いだものだとか。なんだか "Nafsha"って「それぞれの思いが受け継がれて生きていく」、そんな場所なのかなとも思います。旅するNafsha、みたいなね。
「ドキドキ、ワクワク」を大切に、たくさんの人に癒しとパワーを与えてきた淡路島のCafe Nafsha。わたしたち夫婦の「ドキドキ、ワクワク」って何だろう?を一生懸命考えて、時には泣きごと言ったり、喧嘩もしたりして、でも何とか二人で準備をしてきた一年でした。
guesthouse Nafshaは、福島県の真ん中より少し下あたり、須賀川市というところにできます。人口7万人の大きくも小さくもない市ですが、ゲストハウスができるのは、その中でも西側のすっごい田園地帯。
春にはホトトギスが美しく歌い、夏には気持ちよくヒグラシが鳴く。秋には黄金色の田んぼが広がり、冬には白鳥がやってくる、自然豊かな地域。
「出航」と言っていますが、実はゲストハウスはまだまだ改修段階です。
これから二人で住みながら、少しずつリノベーションをしていくつもり。
たくさんのクリエイティブなお友達と一緒に、悩みながら、真剣に、でも楽しくつくっていきたいと思っています。
”みんなでつくる”が、わたしたちには欠かせないテーマ。
たった一人でつくる完璧な世界より、多少いびつでも誰かと共につくる世界の方がずっと美しい、そう思っています。もしかしたら完成せずに、ずっとつくり続けることになるのかな、なんて思ったり。だからみなさん、いつでも気軽に遊びに来てね。
7年の年月を経て、ようやく「Nafsha受け継ぐ準備ができたかな…?」という今。先生が大切にしてきたマザー・テレサの言葉を胸に、夫のあきちゃんと二人で航海していこうと思います。
「たいせつなのは、どれだけたくさんのことを したかではなく
どれだけ 心をこめたかです」
「こんどはあなたが 愛の運び手となってください」
gusethouse Nafsha、出航。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします*
2019年12月29日
尾崎泰弘先生の命日に。
オーナー:佐藤聡・美郷
(結婚式からこれまでのお話はこちら)