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【月便#16】幸せよこんにちは。

実は昨日、須賀川や郡山を拠点として活動するバンド #glassmond が私たちのゲストハウスで、緊急の配信ライブを行ってくれました。
この前日にバンドのピアノ弾きでもあるコーヒー屋の齋藤さんのところへ顔を出し、ちょっとの会話の間に決まったことで、まさに突然、緊急開催。日ごろからglassmondの大ファンである私は喜びで飛び跳ねましたよね。

午後14時ころ。六畳の狭いリビングに歌い手、ピアノ、ベースにパーカッションメンバーがセットを完了させ、Instagramのライブ配信がスタート。「公開練習」と銘打っているので、かっちりのライブではないものの、彼が普段どのように音楽と向き合って、つくり上げているのかが垣間見える贅沢な時間です。

配信の画面に映らないように彼らの演奏を背後から見守りながら、私はふと、今目の前に起こっている光景の既視感に気づきました。昼下がりの晴れ間、優しい光、耳午後地の良い音楽と、楽しい気持ちを持ち寄った人たち…。これはまるで、あの淡路島のArt & Café Nafshaそのものじゃないか。

先生がつくり上げた壮大でユニバースな空間には程遠いけれど、今目の前に広がっている景色は、間違いなく愛情にあふれている。愛はたくさんになってあふれると、音楽になったり絵になったり、美味しいご飯になったりして、私たちに幸せを運んでくれます。中でも音楽は目に見えないけれど、でも確かに空気中に舞っていて、あるべきところにあるべき音が置かれると、ふわっと生命を得て、広がっていくのです。

昨日、あの陽の光に包まれたNafshaのリビングで起きていたことは、確かにそんなことで、私はもう、こうゆうことの為だけに生きていけるなと思ったのでした。沢山じゃなくていい。絶対じゃなくていい。ただ、音の振動が届く範囲で、自分の声の温度が伝わる関係の中で、つくっていければいいんだと。

ありがとう。
大好き。
また会いましょう。

そんな気分の満月の次の日です。

guesthouse Nafsha
Owner Misato

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