私とサンホラ 〜絵馬コンが楽しみすぎる〜
いやー今日から始まりましたね、日付変わったので昨日からなんですけど。
Sound Horizon 7.5 or 8.5th Story Concert 絵馬に願ひを!〜大神再臨祭〜
私は始まりの公宴最終回5/30のチケットを買いました。まだあと1ヶ月半あります。ネタバレ回避に必死です。
まさかアルバム発売がコンサート終了後になるなんて。そんなことあるんですね。心の準備ゼロで行くの怖すぎ。
私とサンホラ
Sound Horizon、通称「サンホラ」。
幻想楽団、物語音楽、なんだか独特の雰囲気を放つグラサンのおじさんRevoが主体のアーティストです。
かれこれ13年ほどファンをやっています。
といっても13年間追い続けていたわけではなく、ただ好きな曲だけ聴いている時代や二次創作にハマった時代、好きという事実を心の糧にしつつ日々を過ごす時代など、時の流れにあわせてさまざまな形態のファンをやっていました。
サンホラとの出会い
中学生の頃、当時とても好きだったWebサイトの管理人さんが投稿されていた、サンホラの「Ark」をピアノで弾いてみた動画がありました。
綺麗な曲だなぁ、と原曲を探して出てきたのがSound Horizon。YouTubeで検索して何曲か聞きました。「Ark」「聖なる詩人の島」「エルの肖像」。。
気に入った曲をいくつか聞く日々を過ごしていました。
サンホラ好きの同士と出会う
高校に進学し、仲のいい友達ができました。
彼女と話していてお互いサンホラが好きだということが発覚しました。
この友達Sは絵がとてもうまくて、私も絵を描くことが好きだったので同じ美術部に入り、たくさんサンホラの話もしました。
一緒にカラオケに行った時、Sは「黄昏の賢者」「美しきもの」「硝子の棺で眠る姫君」などをよく歌っていました。
いままで「Elysion」というアルバムばかり聞いていた私は、友達が歌っていたのは「Roman」「Marchen」というアルバムの収録曲だということ、そこで初めて「アルバムごとに異なる世界の物語を描いていて、アルバムに収録されている数曲すべて合わせてひとつのストーリーになっている」というサンホラのシステムを知りました。
高校3年間でサンホラの曲はひととおり聴きました。
友達伝手でK、Nの2人のサンホラ好き友達と知り合い、よくみんなでカラオケに行きパート分けして歌ったりもしました。
友達からサンホラのMVがいろいろと収録されているDVDを借りたりもしました。
初めてCDも買いました。
その頃発売されたのは「ハロウィンと夜の物語」という三曲構成のシングル。
「The Asorted Horizon」みたいな名前の重箱のようなケースに入ったコンサートDVD、通称「おせち」を買ったのもこの頃だったと思います。
初めての遠征、そして生のRevo
大学生になって最初の秋。
県外の大学に行ったSと、渋谷で開催された「Sound Horizon 10周年祝賀祭」のライブを見に初めて東京へ行きました。
場所は渋谷公会堂。チケットはSに任せていたのですが、彼女の豪運で前から三列目の真ん中というとんでもない席に当たりました。
そして初めて生で見るRevo。
目が合った。
もう本当に意味がわからないくらい幸せでした。
ライブ後ホテルでSと必死にノートにライブの振り返りをメモしていました。
9th Story Nein
前回のアルバム「7th Story Marchen」から確か5年ほど経って、なぜか8ではなく9番目のアルバムが発表されました。
サンホラにおいて「8」は輪廻を表し、おそらくサンホラの最後に作られる作品が「8th Story Rinne」なのだと思います。
今回のアルバムは「7.5 or 8.5th Story」と銘打っているので大分近づいてきました。
「Nein」はいままでのサンホラの作品の「IF」の世界のお話です。
もしあの時、彼らがこんな選択をしていたら物語はどうなっていただろう……公式二次創作のようなものです。
おかげでこれをきっかけに今まで聴いていなかったいくつかのアルバムもすべて聴くことができました。
ちなみに①、Neinのコンサートは大阪で開催され友達Kと遠征、現地で一人プレミアム席を買っていたSと合流しコンサートを見に行ったのですが、バイトのシフトと被って休みを賭けて店長とめっちゃ揉めました。若気の至り。
ちなみに②、私の部屋にあったいくつかのCDを勝手に聞いた弟がサンホラにハマって私の持っていなかったCDをいつのまにか買っていました。ラッキー。
ちなみに③、大学でもサンホラ好きの友達が2人できました。中学の時は周り誰も知らなかったのに、こんなに身近に同士がいるものなのだと嬉しくなりました。
絵馬に願ひを!
社会人になってからはサンホラのコンサートには行っていません。
Linked HorizonができてからRevoはそっちの活動が忙しくなったようで、サンホラはしばらく鳴りを潜めていました。
私もさまざまな音楽にハマって色々なものを見るようになって、サンホラ熱は冷めたわけではありませんが胸の内で眠っているような状態が続きます。
あ、でも途中でLinked Horizonのコンサート「進撃の軌跡」には行ったりしていました。
そんな中発売されたのが「7.5 or 8.5th Story 絵馬に願ひを!Prologue Edition」。
なんとまだ未完だそうで、冒頭数曲分が先に発売されました。
これは今までと違ってCDではなくBDで発売されています。今まではRevoの描いたひとつの物語を聴いていたのが、今回は作品の節々で物語の分岐に立たされ「選択」することができるのです。映像作品ならではの仕掛け。
で、このBDをステージにしたコンサートが東京で開催されるのですが時代はコロナ禍、どうしても行くことができず泣く泣く断念。
代わりにその後公開された収録映像のチケットを買って見ました。
そしてFull Edition
満を持して発表されたFull Edition。
そしてコンサート。
お金のあった大学時代と社会人始めたての頃はコンサート行ったりCD買ったり好き放題していましたが、会社を辞めフリーランス始めたての今は正直趣味にお金を使うのがかなり厳しい状態。
それでもアルバムを予約してコンサートのチケットも1枚だけだけど取ったのは、やっぱりサンホラが好きだから。それに尽きます。
好きなこと楽しむために生きてるんだから。好きなこと我慢してお金貯めて、そのお金は何に使うんだろう。
そんな気持ちで今回のコンサートに挑もうとしているわけです。
とはいえここ最近アニメも見ない小説も読まない、物語に触れる機会がとても少なかったので今回のコンサートを100%楽しめるのかちょっとだけ不安です。
情報過多で泣いちゃってコンサートどころじゃなくなりそう。
普段なら先にアルバムを聴き込んで心の準備をして挑めるのですが、コンサート前に発売予定だったFull Editionは発売日が延期され、手元に届くのはコンサート終了後。
試聴版がYouTubeに上がっていて、第一弾だけは私も見ましたがこれは…もう、事前情報無しで挑んだ方が楽しめるかもしれないな、いっそ。
そう思って、サンホラの過去作を聞いたりして気分を高めつつ、最新作のネタバレは避ける日々を送っています。
コンサートまであと1ヶ月半、楽しみすぎてもう大変。
サンホラに対する愛を語ろうと記事を書き始めたらほとんどサンホラ遍歴になってしまい、いつの間にか3000字を超えてしまいました。
もはや読ませる記事ではなくなってしまいましたが、吐き出さないと抑えきれないのでこのままいこうと思います。