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時計のない暮らしをしてみた【日記】

土曜日。
仕事のモチベーションも上がらず、気分転換に出かけようと思いつつあんまり予算もないし……とうだうだしていたところ、ふと思いつきました。

そうだ、1日時計を見ずに生活してみよう。

我が家は1K8畳の中に時計が2つあります。掛け時計と、目覚まし時計。
iPhone、iPad、PCもカウントすれば5つの媒体が時刻を知らせてくれます。
たまには時間に縛られない1日を過ごしてみよう、と思い立ち、まずは時計をクローゼットに仕舞い込みました。
少し作業をしたかったのでPCは開きましたが時刻表示は見ないように。iPhoneとiPadは電源オフ。

午前

起きたのは9時半。このタイミングで時計を外したので、時計のある生活はここまで。

朝食を作り、部屋を軽く掃除し、天気が良かったので布団を干してみたりして。
スマホを触らないと、他のやりたいことに目を向けられて良いです。

それから、昨日から引き続きのNotion作業。
先日投稿した記事を書くなど。

午後

近所の教会か学校かどこかは分からないけど、我が家の地域は12時になると鐘が鳴ります。
作業に没頭していたところに、お昼を告げるチャイムが。
作業をキリのいいところまで済ませ、お昼にパスタを作りました。
いつもなら料理を作ったらスマホで写真を撮って記録するのですが、今日はおやすみ。
ポラロイドカメラとか、ちょっと欲しくなりました。

作業が終わって、たしか14時半。
なんで時間が分かったのか、パソコンの画面に表示される時刻が目に入ったからです。これはもうしょうがないですね。

図書館まで行くことにしました。
もちろん、電源の入っていないスマホは家に置いて。
スマホを持たずに出かけるのは、とてもとても久しぶりな気がします。
近所の散歩やスーパーに行くときなど、家を出るときは必ず鍵と財布、スマホは欠かせませんでした。

図書館で本を借りて、家まで戻る途中にケーキ屋さんに寄りました。
カヌレ、という言葉に惹かれたのですがどうやらカヌレの形をした生チョコ?のようなお菓子だそう。
家に帰って食べてみると、濃厚なチョコクリームのような、テリーヌ?のような。とてもおいしかったです。
が、スマホが使えないので写真は撮れず。。SNSにも載せられず。私だけの思い出になりました。

夕方は、別の作業をしようと思い立ちふたたびパソコンを開いていました。
我が家のパソコンはデスクトップ、モニターは32型。大きな4K画面の右下に小さく現在時刻が表示されていますが、これは注意して見ないとまず視界には入ってきません。
そうしてしばらくした頃、こんどは街から18時の音楽が流れてきました。

夕食後は、図書館で借りた本を読みました。
片づけに関する本。その中で、書類整理のテーマに触れられていたのを見ているとなんだか急に家の書類整理をしたくなって、急いでダイソーへ向かいました。
クリアファイルや書類ケースを買ってきて、適当に箱に入れていた書類を出して整理したりして。

ひととおり満足するまで整理したあとは、お風呂に入りました。
棚に置いている間接照明が、SwitchBotで動いているので毎晩22時になると勝手に灯りがつきます。
18時のチャイムから、22時にライトがつくまでの4時間は、カーテンを閉め切って日中みたいに日の高さが分からないのもあってとても長く感じました。

大変だったのが夜寝るときのこと。
最近は毎晩、iPhoneで「寝たまんまヨガ」を再生して眠りについていたので、それがないとなかなか寝付けませんでした。
体感で1時間はかかったと思います。

翌朝

カーテンを開けて寝たので、明るい室内で目が覚めました。
太陽はかなり上に登っています。ベランダが東向きなので、朝は日の高さでだいたいの時間が分かりますが、この高さはおそらく9時過ぎ。

ここで、1日ぶりにiPhoneの電源を入れました。
時刻は9時50分。目覚ましがないとこんなに長く寝てしまうみたいです。
1日スマホを見なかったのだから、さぞ通知がたまっているだろう。と思いながら画面を開くと、なんと1件も新規通知がなくて。……いや、人望がないとかじゃないんですよ。たまたまですよ。でもちょっとだけさみしい気持ちになりました。普段は通知が多すぎて嫌になって通知オフにしたりもするのにね。

時計を見ずに過ごした感想

この1日で得た知見と教訓。

・部屋に時計がなくてもなんとかなる。普段と生活が一変することはとくにない。

・スマホがないのはちょっと不便(買い物でポイントアプリを開けない、歩数記録ができないなど)。電源は入れつつ、通知をオフにするなどしてスマホに触れる時間を減らす努力をするべきかも。

・待ち合わせがある日などは、家を出る少し前にアラームを設定するなどしたら時計を気にしすぎなくていいかも。

・身の回りには、時間を知らせてくれるものがたくさんある。

部屋の時計は、もうしばらくクローゼットに入れたままにしておこうと思います。

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