雨あがりの夕暮れどき ~”ツユクサ”を観る~
最初に断酒会が出てきて、びっくりした。なぜなら現在そこに関心があって、本を読んでいたりする。それに参加したことはないけれど、その近くにいたことは合った。お酒を捨てるということもするのだと、またびっくり。しかし、何かに依存するにはそれなりの理由があって、何かに追い込まれる、気もちの上でギリギリなのだろうな…なのに平然とした表情。 底をついて浮上してきたのだな。
一人暮らし…友人のむすこが親友…なんて、すてき。そこには親友も理解する理由があって。この年齢になると誰もがスネに一つやふたつのキズが有ったりする。登場人物それぞれのそれらを優しく受けとめ合っている。 ほっこり。
ある友人が子どもに”自分より先に死なないように”と言っている、と話してくれたことがある。また、ある友人は突然の病で亡くなった我が子について自責の念をずっと抱いている。また、人は身内が、友人が自死をしたら、何で気づかなかったのか、と自分を責める。 これほど残念な死は無い。 そして誰かの死で自分を責めるほどに辛いことはない。
どんなにつらいことがあっても、悲しくても、苦しくても。だれでも幸せになっていいんだよね。そしてその幸せを見つけるのも、感じるのも、自分なんだ。
ゴールデンウイーク初日。 雨が激しい日でしたが、キモチはほっこり。あたたまりました。
そして。 松重さんの役の名前はやはり”ゴロウ”でした。イノカシラ♪