[フィリピン食文化] フィリピンの珍食 #2
こんにちは!
Momokaです^_^
前々回のフィリピンのファストフード文化に引き続き、今回も同じく「食」についてお話ししていこうと思います😊
今日取り上げるのは、フィリピンの珍食「バロット(Balut)」です🐣
フィリピンには、アヒルになり掛けの卵を食べる文化があります。
これはフィリピンのストリートフードで、夜の屋台でしかあまり販売されていません。
日本にはない食べ物ですし、ちょっとグロテスクだと感じる方も多いでしょうね😅
フィリピン人の中でも、好んで食べる人と抵抗があって食べられない人に分かれます。
現地の日本人、韓国人の友達は「絶対たべられない💦」と強い抵抗感を持っている子が多かったのですが、私はおいしく食べていました😊
味は本当に卵の味です。中身が柔らかく、蒸されている状態で販売されているので、とても温かいです。
バロットには食べ方があって、卵の上の部分を割り、そこに口をつけて中の汁をはじめに飲みます。とても濃い卵の味がして美味しいです。
その後に殻を上から取っていき、中身をパクパクと食べて行きます🥚
一番初めはやっぱり、見た目やアヒルの子への申し訳なさで抵抗感はありましたが、現地のフィリピン人の友達が何の抵抗もなく、もくもくと美味しそうに食べているのを見ると、すぐに慣れてきて美味しく頂けるようになりました。
バロットを食べる時は毎回感謝の気持ちが増します。
下が食べ終わった殻です。(汚くてすみません🙇♀️)
見てお分かりのとおり、殻の裏側にはすでに血管が張り巡らされています。
バロットには段階が3つあって、
1は、生に近い
2は、生よりもややアヒルになりかけ
3は、羽や目が見えて、ほぼアヒルの形をしている
というようになっています。
上の写真は3段階のうち3の一番成長している段階の卵だったため、結構血管も多めでした。
因みに、Misakiが昨年8月に
私の留学先ドゥマゲティ(Dumaguete)へ旅行に来た際、このバロットを紹介してみました(^O^)
中身を見る前までは「食べてみようかな」と言っていましたが、
中のアヒルの子が見えた瞬間
「すごい抵抗感がある、絶対たべられない〜‼︎😱😱」とのことで、
結局Misakiは買わず、食べないまま終わってしまいました😅
フィリピンの人からしてみたら、日本人が生卵を平気で食べている方が、よっぽど怖いと感じるそうです。
このように、国や文化によって食べ慣れている物が異なることで、抵抗感の違いが出ていることがわかります。
留学中にこうした機会を通して、客観的に見た日本人の嗜好なども考えてみることができました(^O^)
フィリピンだけでなく、フランスではカタツムリやカエルを食べていたりと、日本では抵抗のある食文化がある国はたくさんあります。
しかし、自分が普段食べているものが世界の人々から見たら逆に抵抗があると感じるものかもしれません。
そうした国や地域で異なる食文化について知り、どんな違いがあるのか考えてみるのも面白いと思います😄
以上、フィリピンの食文化 珍食編でした!!