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まさかこんな重労働になるとは・・・

AirTagを紛失していた。
私の持ってるAirTagは自宅の鍵やスクーターの鍵などと一緒にキーホルダー的にカラビナで繋いであった。

おそらく、カラビナを開閉した時にAirTagだけ落としてしまったのだろう。気がつかなかった。

本来AirTagはiPhoneから離れた瞬間に通知される。
おそらく、その時も通知があったはずである。
なぜ気がつかなかったのか?
落としたと思われるところが、職場の近くだったからだ。

意味がわからないだろう?
自宅やスクーターの鍵につけているので、職場にいるときはカバンなどに入れていたりするので、ランチどきなどにいつも通知が来るのだ。
離れていることを認識しているので、通知を大体無視している。
おそらく、この瞬間も同じものだとスルーしてしまったのだ。

一度身の回りから離れてしまったAirTagは無くしたことを認識しない限り、通知を受けることが難しい。
検出時に通知すると言う機能は、意図的に機能をアクティブにしなければならないうえに、初期値はOFFなので、近くに行ったとしても気がつかない。

私のAirTagは鍵に付けているけれど、1番の目的はバイクの盗難防止策としているので、ハーレーの荷物入れに鍵を入れ、別管理のハーレーのキーでロックして移動する。
ある程度離れれば通知が来る。
万が一ハーレーが盗難にあったとしても、ある程度は検索ができるはず。

野暮用でモリパークに行った日に、バイクから相当離れたのに通知が来なかった。
その時初めて、AirTagがないことに気がついたのである。いつから無かったのかはわからない。
鍵がジャラジャラしすぎていて、AirTagの有無に気がいかなかったのだろう。
7/24にAirTagがないと言うことに初めて気づき、iPhoneで場所を確認した。

職場のあるビルを指していた。

数日間は移動していないということがわかったので、職場の自席にあるか、建物内で落として、警備員室に届けられているのであろう。
次の出勤日に確認すれば良いと判断した。

出勤日に職場についてからAirTagが近くにあるかを確認する。反応がない。
警備員室だろう。
警備員室前まで行くと僅かだがAirTagと接続することができた。
窓口で、AirTagが(キーホルダー的な)落とし物として届いていませんか?と尋ねた。
今日ではなくて、もしかすると選手の木曜日かも知れないと伝えた。
こう言う場所では、落とし物リストが書かれた書類(紙!)を確認する。AirTagが何か分かってないし、キーホルダーでも通じていなさそう。

それっぽいものは届いてないですね…

いや、間違いなくここにあるはずなんだけど…とは思いつつ、もしかするとこの周辺に落ちているかもと周辺を探し回った。が、探すアプリには反応がなかった。

会議の時間が近づいてたので一旦仕事に戻る。
諸々の仕事を片付け、昼休み。
また周辺を「探す」アプリで捜索。
やはり警備員室前でしか反応がない。

さっきとは違う人(女性)が窓口にいたので、さっき聞いてみたんだけど、かくかくしかじかでと、ここでしか反応しない旨告げて確認してもらう。

あっちのゴミのところに混じってんじゃない?
との事。
分かりました、そちらの方はまだ検索してなかったので、調べてみますと言い残し、そこを去る。

すぐに探すアプリの反応がなくなる。

絶対にそこ(警備員室)にあるのになぁ…

色々調査し、やはり警備員室にしかないと判断した私は、先ほどと同じ女性に、失くした日がハッキリしないので、もっと前に届けられているかもしれないので、確認して欲しいと伝える。
彼女は何の確認もせず、いや、ここには無いからの一点張り。
遺失物がこの部屋に管理されているのであれば、私のスマホをその辺りに近づけて反応を試して欲しいと頼むと、「私の一存では出来ない」と、謎の解答。
すぐさま上役と思わしき男性がやってきて、対応してくれたところ、棚の近くにいくと1.6メートル向こうと表示されたから、外のはずだ。この部屋には無い!との回答。

仕方ないので、警備員室の周りを隈無く検索する。
外壁に沿って入念にiPhoneをかざし確認する。全くAirTagの反応がない。
警備員室窓口に差し掛かると反応する。
この部屋の中以外にどこにあるというのだろう・・・

もう一度先ほどの女性に話しかける。
相手はいい加減うんざりだという表情。
外周は隈無く探したが、位置情報の反応がなかったこと。
さっき、落とし物が管理されている場所にiPhoneをかざしてもらったところ、1.6m先にあると表示されていたので、その場所から1.6mの範囲内にあるのは確実なのだけど、その場所は壁際でその先は外なのか?
もしくは、何らかの手違いで管理場所から落ちてその辺に転がっているかもしれないので、見てほしいと話すと
「その先は我々の休憩室だが、そんなところに持ち出すと当然怒られるからそんなことをする人は居ない」との回答。

別に中の人を疑っているわけじゃないわ。

そんなことを言ってるのではなくて、ただ単に思っていないところに転がっている可能性について言及しているだけなのです。と伝えるも
「ないものはない。ここには持ち込まれていない。ないものを尋ねられても対応できない」
いや、でもあなたはこの帳簿を参照しているだけですよね?
さっき実際に1.6m先にあると表示されていたのだから、その場所から1.6mの場所にあるんですよ。
と、ゴネていたら別の男性が近づいてきて
「それって近くにあったら音が鳴らせたりするの?」と問われたので、
鳴らせますよ。と
「いつ紛失したの?」いや、それを覚えていないから過去に遡って確認してほしいとお伝えしています。
「キーホルダーっぽいというのはどういうものなの?」と聞かれたので、いつかのヤマトに踏み潰された時に撮影したものの写真を見せる。
「これと全く同じもの?」そうです。
「それっぽいものあったよ」と言い残しその場をさる。
再びその人が戻ってくるに従ってiPhoneの画面にはものすごい勢いでカウントダウンされる目標物までの距離。
私のAirTagは彼から高飛車な物言いの女性に渡された。
これから音を鳴らしますと宣言し、iPhoneからAirTagの音を再生する。

やっぱりあったやんけ!と言いかけた言葉をグッと堪え相手の出方を待っていると「身分証明書は?」どこまで上からの物言いなんだろうか・・・
残念ながらその時はスマホしか持ってなかったので、今は持ち合わせていないと答えると、「じゃあ、渡せませんね」まぁそれは仕方がない。それにしてもその言い方は何なんだ?さっきまでの対応を謝罪するくらいの言葉があっても良いんじゃないか?

職場に戻り、社員証を持って戻る。
こうして、ようやくAirTagが戻ってきた・・・

1日たった今もなお、彼女の態度に苛立っている。

位置情報を確認できるAirTagだったから、何とか回収することができたけど
これが他の落とし物だと闇に消されていたってことを意味する。
もちろん、落としてしまった自分が悪いのだけれども、彼女たちの行動は遺失物管理や問い合わせへの対応の杜撰さを示している。世の中にはこうしてなかったことにされている拾得物が溢れているのではないかと考えさせられる出来事だった。


本来、昨日のパルケエスパーニャの続きを書くはずだったのだけど、
あまりにも衝撃の出来事だったので、急遽予定を変更しこの投稿にしました。
昨日の続きはまた次回ということで・・・

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