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「良い時代になるといいな」じゃなくて「良い時代にしていこう」。
令和のはじめに「令和が良い時代になるといいなと思います。」という声を聞くたびにちょっと違和感を感じるよねという話を友人とした。
「良い時代になるといいな」じゃなくて「良い時代にしていこう」だよね。
弊社名の「リトルヘルプ」は、わたしたちがみんなを手伝うという一方向ではなく、みんなで助け合うというインタラクティブな思いが込められている。それぞれできることをしていく。困った時は助け合う。日本だってちょっと前の時代にしていたことなんじゃないかな。昭和とか。
自分の好きや得意でちいさな事業を育て、そこから喜びと収入を得て、お客さんにもハッピーが伝播していったらいい。
そういう商売をしたいですね。
地球は行動の星。わたしたちひとりひとりが主役の時代がやってきてるのだから。新しい行動を起こしたり、感じたりしよう。
最近ちょっとワクワクしていること「子どもの起業」の話し。
うちのお菓子教室の中学2年生の子が起業すると言います。
いやー、楽しい。おもしろい。そういう時代かと思っていたら、タイミングよくこんな記事が話題になっていた。
子どもの意志と可能性を尊重したらこんなおもしろいことになるんだという話しだと思う。ハウツーみたいなタイトルには違和感を持つけどそれは本題とずれるのでさておき。
もっとおもしろいのはこっち。こちらはなんと小学1年生。
小1起業家 〜900円借金して、コーヒー屋を家庭内起業
いずれも内容については記事を読んでいただいて、ここでわたしが言いたいのは、これくらいの発想で事業を立ち上げられるということ。
ちなみに普段子どもたちと接しているわたしには(子どもなのに)という考えはない。小学5年生以上、特に女の子は大人と同じように接している。さらに子どもってすごいなといつも尊敬の念を持って話している。
このふたりに共通しているのは、マーケティングから事業にする種を見つけているところ。
●フィーを得るためには、いろんな方法がある。小1がお小遣い以外に父ちゃんたちから、お金をもらうには「ターゲット(父母)の困りごと」を解決してあげればいい。
●そのために、父ちゃんや母ちゃんを観察したり、直接聞いてみたりするといい。どこにビジネスチャンスがあるか、アンテナを貼るといい。
(小1起業家 〜900円借金して、コーヒー屋を家庭内起業)より
起業相談を受けていつも思うの。教室で起業をしたいという人に圧倒的に足りないのがこの視点。
好き、得意を仕事にするのはいいのだけど、マーケットについて考えてない。はい、自分もそんなスタートでした。今もマーケットには沿ってないしマーケットに合わせることだけが正解じゃない。だけどこの視点を持っているかいないかは大きい。
直球勝負は厳しいんだから、好きなことやりたかったら、むしろマーケットに合わせた変化球投げていったらいいんだよね。
このふたつの記事は、思考がかたくなっちゃっている大人にはすごく刺激になると思う。
特に佐藤ねじ氏のnote(「小1起業家 〜900円借金して、コーヒー屋を家庭内起業」)は事業の計画と実行がとてもわかりやすい内容。事業の展開についてのヒントも満載なので、起業を考える人にはぜひおすすめしたい。
「やっぱり自分が楽しくなくっちゃ」とワクワクしたので、わたしも早速子どもの起業を応援したいというブログ書いたのでこっちも読んでね。
「子どもの起業の夢、応援します」
わたしも令和の時代を担う子どもたちに学んでいこうと思う。
☆今日の推薦図書のご紹介
「誰とも争わない生き方」秋山佳胤(あきやまよしたね)氏
事業やっているといろんなことがあります。いろんな人がいます。理不尽さに怒りたくなることもありますが、まぁまぁ、そんなことで腹立てない自分になった方が手っ取り早いのです。アンガーマネジメントってやつです。弁護士でもある秋山先生の考え方を参考にどうぞ。
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