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流行りのCentral Si Rachaへ

誰もが絶対に間に合わないと思っていたCentral Si Rachaが10/27にオープンした。
これはタイの歴史的快挙ではなかろうか。
前回シラチャに住んでいたのは2018年7月から2019年8月だが、当時渡航時には終わっているはずだった下水工事は私が帰国する時も終わっていなかった。
それがタイの標準的スピード感だと信じていた。
なので、今回シラチャに渡航した今年3月も「ま、今年中に開くことはないだろう」と高を括っていた。

シラチャの街にセントラルができることは非常に画期的で嬉しいことだが、
なかったからといって残念で絶望するということは別になく、機嫌よく生活していたと思う。
大体、人生の満足度など期待値の設定次第だと思っている。
私が住んでいた20年近く前のラオスには、スーパーはおろかコンビニもなく、数か月に1度、車で国境を越えて3時間かけてタイのウドンタニに買い出しに行っては、ロビンソンにこの上ない文明を感じていた。
大きなスーパーに、KFC、ドーナツ屋まである。
幼いながらにも、隣国同士の経済格差を感じたものである。
それでも、タイへの買い出しは数か月に1度あるかないかの程度で、日常はラオスの市場と個人商店で事足りていた。
だから、シラチャに初めて来たときには「あのロビンソンがある」と感心したくらいである。
周りの日本人がシラチャは田舎で何もないと言うのを聞くたび、自分の期待値設定はお幸せだなと思う。

ただ、だからと言って最新のショッピングモールを訪れないことなどない。
早速タイ・シラチャの奇跡を体感しにオープン週末に訪れてみた。

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CENTRAL SI RACHA堂々の完成。夜も光り輝く文字を自宅から拝める

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少し歩いたくらいでは全貌が分からないくらい、とにかく広い。
注目のTOPSはロビンソンよりも2割増程の品揃え、フードコートはシラチャにこれまでにないクオリティ。

大々的にオープンセールをやっていた安そうな雑貨店を覗いてみると、案の定大したものは無いのだが期待していなかった食器コーナーを見ると、ローカル食堂で見かけるお皿がそろっていた。
可愛すぎる…しかも1個数十バーツ。
一瞬迷い、4つ購入。思わぬところで良い買い物をしてしまい幸先が良い。

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スポーツウェア店では、ロビンソンではずっと売り切れていたBURIRAMの25周年記念ユニフォームを発見。Changビールのパッケージが見事に表現されており、サッカーファンでも何でもないのだが、デザインに魅了され購入。さらにはBRIRAM最新ユニフォームまで勢いに任せ買ってしまい、予想外の散財をしてしまった。

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そんなこんなでガッツリ買い物を済ませ、ホクホク顔で帰路に着いた。
「いやぁ、セントラルすごいわ。これでもうパタヤもバンコクも行く必要ないね」

奇しくも翌日、思い立って急遽パタヤへ行くことになった。
主人は初めて、私は2年数か月ぶりの訪問である。
久しぶりのパタヤ、そしてCENTRAL PATTAYAは…何だかとても洗練されていた。
シラチャのセントラルと何だか違う。
店も品揃えも、雰囲気も…まだまだシラチャをパタヤなどと同列に扱うのは違うことが良く分かった。

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