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DTPの勉強会 第33回 メモ Part2

書籍の本文組版

丸山邦朋 さん
ものかの
https://tama-san.com/
一番好きなのは書籍の制作

書籍の本文...文章それ自体が商品。プロダクトとして扱う
広告の文字...グラフィックとして扱う

「読みやすい」= 到達する目標??

読みにくくない
= 最低限の条件
= 読みやすい"とも"感じない

目的は「読者に読んでもらう、没頭してもらう」
読みやすい、が目的ではない。


「コンテンツ」→ 組版より中身のほうが大事?
読めればいいとは何か

■ 話し言葉:
線条性(せんじょうせい)あり
時間は不可逆。
文という1本の線の上に一定のルール(文法)にしたがって情報を伝える言語の特性のこと。

書き言葉:
線条性あり
時間は可逆。戻って読むことができる
(行として一本の線の上に沿って並んでいるが、目の動きはいったり来たりしながら読んでいる)
サッカード
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0711/200711_020.html

書き言葉は、
単語の順番が逆でも読めてしまう(英語も日本語も / 分かち書き)
ブロック体で切り分けようとする習性がある。

読みにくい原因
→ ブロック体で切り分けられないとき

日本語は、句読点の後ろのスペースで分かち書きをしている
明治の金属活字地代は、句読点はなかった。
第二次世界大戦以降くらいから句読点が使われ始めた。書き言葉が定着し始めたからかも。

デザインは他との差別化が求められるが、
書籍は慣れた組み方、他の書籍と同様が求められる。

cf)
https://ncode.syosetu.com/n4830bu/

読書は、時間や距離を隔てて、著者の考えや伝えたい内容を読むことができる。テレパシーみたいで素敵!
とても哲学的な人だった。



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