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自然が教えてくれる心理学!オオハマボウで心に写る色眼鏡

ヘッダーに三つの写真がありますが、あなた好みはどれですか?

何とも思わない人も、どれかに気持ちが向く人もいるでしょう。それを伝えるのが言葉という相手と意思疎通を図るためのツールです。

言葉は便利だけれど使い手や聞き手の意識次第で良くも悪くもなってしまうもの。例えば、聞いてたものとイメージが違った!なんて経験ありませんか?
それは私達が自分のオリジナル色眼鏡で世界を観ているから。

Aさんがある話をし、聞いているBさんは「わかるわかる〜」と同意していても、実はイメージしているものが全く違う!なんてことはよくあります。


その例がこの写真。

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三枚とも色や形が違う植物。これらは、同じ木の別の部分。同じ時間に撮影しました。散った花は赤みがかり、まだ木についている花は黄色で、葉はハート型。

この植物、沖縄でゆうなと呼ばれていますが、和名はオオハマボウ。ハワイではハウ。同じ植物なのに見た目や色や呼び名が違います。

ひとつの物事を指して語っても、話し手と聞き手で一致しているとは限りません。思い当たる経験はありませんか?

「この前オオハマボウがさぁ」と言われて、どこの部分を思い浮かべるのか人それぞれ。

「これ、ゆうなって言うんだ」って散った花を見せられて、「いや、これはハウだ!ハワイでは欠かせない有用植物だ!」「いやいやオオハマボウ、アオイ科のフヨウ属ですよ。」なんて、自分が正しいと主張的な会話が生まれるかもしれませんが全部正解です。よくありますよね、このような会話。客観的に聞くと面白いでしょ?

もっと踏み込めば「ハイビスカス!」でも間違ってない。オオハマボウの学名:Hibiscus tiliaceus なのだから、ハイビスカスではあります。フヨウ属だから、フヨウでも間違いでは無いのかも知れませんね。一般的なフヨウやハイビスカスはさておきですが。

「ゆうなの花の色は?」って聞かれたら、その人の印象に残る色が思い浮かぶだろうから、何て答えるかは人それぞれでしょう。ゆうなの花は、咲きはじまりはクリーム色で、だんだん黄色くなり、夕方散る頃には濃い赤っぽい色になります。

さあ、あなたはどんな色眼鏡であなたの世界を観ていますか?人の数だけ色眼鏡は違って当たり前。人はそれぞれオリジナルの色眼鏡を通して観察しているのでカラフルで当たり前。日本は統一された教育なので皆同じと考えがちですが、あなたはあなたの色眼鏡で観ているだけ。相手は相手の色眼鏡で観ているんだよ、ということを知っているだけで、世界は広がりトラブルを回避出来るかもしれませんね。


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