朝目覚めて窓の外を眺める。 新緑の季節が近い。木々も目覚めようとしている。 おはようわたし。おはようみんな。 枝にとまった小鳥をスケッチ。今日の子はメジロちゃん。 リビングで紅茶を淹れて、香りを嗅いで、思いっきり呼吸する。 世界は今日もご機嫌に回り始めた。 *** リードを持って外に出る。 吹く風はまだ肌寒いけれど、空気はずいぶんやわらかくなってきた。 小さな足が、足元でちょこちょこ動く。 私はゆったりと朝の空気を感じながら歩く。 彼は小走りでぐいぐいリードを引っ張
”なんでもいいから毎日書くって、すごく大事なことなんだよ” 「今日のダーリン」という、ほぼ日・糸井さんの毎日エッセイに立ち寄ったとき、ふと目について、とっさにアイフォンのメモ帳に書きとめたことば。糸井さんは、このエッセイを1999年6月6日の創刊以来、毎日休むことなく書き続けているそうだから、説得力が桁違い。 日記を書くのが好きだったのに、いつからか書けなくなっていました。 「自分の毎日なんてたいしたことないから」 そうやって、たいしたことないものにしているのは紛れもない