情報リテラシー論 第3回

Yahoo!の話

2001年、Yahoo!は世界で最も人気のあるウェブサイトでした。
小学生くらいからネットを見るのが好きだった私はよくYahoo!を愛用していたのを覚えています。
その頃の私は、Yahoo!きっずやニュース、天気予報と色々楽しんでいました。カテゴリもたくさんあり子供ながら色々なサイトを見た記憶があります。
ですが、いつの日かYahoo!は私の知っているYahoo!ではなくなっていました…

Yahoo!の変化

2008年、Yahoo! JAPANトップページからカテゴリ検索が消滅していきました。
メニューで選択肢を与える理想は5個で、多くて7個が限界だそうです。
たしかに、選択肢が多いと使わないもの、選ばれないものも必然的に増えていくと思います。そうするとどの情報が必要なのかの判断も難しくなりそうですね。

情報が多いと何を見ればいいのかわからなくなるし、見た目もスッキリしないので、見にくいデザインになってしまうのかなと思いました。

Yahoo!きっず検索もカテゴリ検索は消えてキーワード検索になりました。

私もまあまあ大人になり、久しぶりにYahoo!きっずのゲームでもしようかなぁとYahoo!を開いたら、当たり前ですが、昔のような楽しげなYahoo!きっずはありませんでした。泣

インターネットってゲームソフトやSDカードのようにに手に残るような形では残らないので、いつのまにか変わっていたり、消えていたりすることってよくあります。

そんなインターネットの情報を頼りにしすぎたり依存したりすると自分の身に降りかかってくること多々あるかもしれないと思いました。

GoogleとYahoo!

昔はYahoo!っ子だった私も今ではすっかりGoogleばかりになっています。

実はYahoo!とGoogleの検索結果は同じだそうです。Yahoo!がGoogleの検索結果を使わせてもらっている状態になっています。

また、検索結果の上位に出てくるように検索結果の上位を買うことができるらしいです。そうすることでYahoo!は無料でサイトを提供できるわけです。

たしかに、検索をかけた時PRのサイトが上位に出てくることがあります。しかし、その検索結果は私たちが求めているものなのでしょうか?

Google時代

Googleは自動で審査して、キーワード検索でページがみつかります。
GoogleやYahoo!ができる前から人間はわからないことを調べたり、情報を手に入れたりしていたと思います。今はなんでも検索することができ、1日、708億回も検索をかけているらしいです。
情報が溢れすぎて毎日情報に追いつくのが大変だと思います。

Google

Googleは検索結果の上に広告がでていて、売り上げの85%は広告収入を得ています。

検索する人が多ければ多いほど、広告を押してもらえ、広告収入を得ることができます。

Googleはキーワード検査の際に、検索キーワードがどのくらい含まれるか、マッチするか、ユーザーが満足するかなどを検査し、検索順位を決めています。これらを検索エンジン最適化=SEO対策と呼びます。

また、共起語抽出ツールを使って、より自然なキーワードでよりいいサイトかどうかを見極めています。

改めて聞くとGoogleはユーザーが使いやすいサイトになるように様々な工夫がされているんだと感じました。

検索やSNSの依存

最近はすぐに簡単に検索をかけ、わからないことがあればすぐに調べることができます。便利ですが、自分で考えたり、もっと他の何かで調べることで新しい世界が見えたり、違った答えが出てくると思います。
私も自分で考えることが減り、検索やSNSに頼りすぎていると感じます。

これからはわからないことがあったらまずは自分で考えて、必要なことだけ検索するように心がけたいと思います。

検索やSNSと程よい関係性になりたいですね。


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