#17【世界の教室から学ぶ】 学校視察準備 〜アポ編〜
おはようございます。ご無沙汰しております。
暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか😊
海外視察の準備が少しずつ進み、視察先が決まりましたので、それについて書こうと思います。
忙しかった6.7月
・体育祭
・海外派遣準備
・考査
・成績処理
(・保護者会)←これから
と続き、忙しく、なかなかnoteを開けずにおりました。
いまだゴロゴロしている布団の中で、最近を振り返ろうと思います。
海外派遣まであと2ヶ月!
9/5〜14の教育視察海外派遣まで2ヶ月を切りました。
視察のテーマは「シティズンシップ教育 〜個を尊重し合い、意見を発信できる生徒の育成を目指して〜」です。
行き先は
イギリスだけの予定でしたが、フィンランドにも行くことに。
イギリス訪問のきっかけは、「シティズンシップ教育」に興味を持ち、最先端の国の教育を見たい!という思いから。
「シティズンシップ教育」とは、市民として積極的な役割を果たすために必要な知識・技能(特に民主主義や経済などについて)を提供する教育のこと。
学校での学びが、社会を動かす行動につながるって、素敵だなっておもったのです。
ここ最近では、PSHE(Personal, Social, Health, and Economics education)という科目に吸収されて、一緒に行なっている学校も多いよう。
生徒の心身の健康や社会性も併せて教えます。
調べるうちに、フィンランドも市民教育が盛んということがわかってきました。
国政選挙の際、学校で「模擬選挙」を行ったり、実際の議員を学校に招いたり・・・
若いうちから、市民として自国の政治を考える機会が与えられます。
フィンランド首相サンナ・マリンさんも、34歳という若さで就任されましたよね。(辞任が決まっておりますが・・・)
世界で最も若い国家指導者の1人です。
またフィンランドは、教育の水準も高いことで有名な国です。
大学時代に一度訪れており、学校の視察をさせていただきました。
そしてその光景に衝撃を受けたことを覚えています。
自由すぎる・・・と。
「信頼」と「自由」の教育を行うフィンランド、優れた教育の所以も深掘りします。
骨の折れる視察準備
3月頃から行っている視察準備、なかなか大変で。
普通の視察だと、場所も視察先も決まっていますが、
私の自治体のこの研修、何も提示されません(笑)
どこへでも行かせてもらえる分、視察先まで自分でアポを取らなければいけません。
これが、ほんっっっっとうに大変でした・・・😅
どのように行うか。
①訪問国の視察都市を絞る
ロンドン市、ヘルシンキ市にしました。
②視察都市の中の学校や教育機関をリサーチする
ロンドン市内で、さらにイーリング地区周辺に絞り、その中の学校を調べる。30ほど候補を挙げました。
③学校に自分でアポを取る
それらの学校のメールアドレスに自分でメールを送ります・・・
30校ほど。英語でのメール文章を考えて、アメリカ人の友人に添削してもらい、送りまくりました。
それでも返ってくるのは、1/3もいきません。
そして、メールの返信がめっっっちゃ遅い(笑)
返ってくるもののほとんどが「9月は忙しいから難しい」という回答。
ビデオチャットで詳しく教えて欲しい、と言われて話しても、「該当教科の教員の異動があるから難しい」などもありました。
「校長や教育委員会からメールで依頼できないのか」というところも。
ごもっともです(笑)
市から送られていると書いているとは言えど😭、たかが一教員の依頼は受けづらいですよね😅
そんな中でも・・・視察に協力してくださる学校がなんと・・・3校😭😭 ありがたいことです。
視察内容は
・PSHEの授業
・金曜午後に行われる教師トレーニング
・チュータータイム(サークル対話など)
・演劇の授業
フィンランドは友人に依頼したので、自分でアポを取ることはありませんでした。(お金はかかります、自費です😅)
いやー、大変でした(笑)
他の研修生と、励まし合いながら(愚痴り合いながら笑)進めましたが、決まった今となってはいい思い出です。
自治体の名前を借りないとなかなかできないことだと思うので、有り難い経験、ということにしましょう!
それぞれの学校の特色や、事前に調べたイギリスの学校制度などをお伝えします。
教育に携わる全ての人へ
土日、ゆっくり休めておりますでしょうか。
あと2週間頑張れば、夏休みです!期末の忙しさは、何度経験しても辛いものがありますが、始まれば必ず終わります。だからあと少し頑張りましょう!
あなたの尊い働きに感謝します。
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