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20年の会社勤めを終えて思うこと②

毎日疲れて、憂鬱で、楽しいことなど何もなく。父のことがあって以来、心療内科のお世話になり1日に12錠もの薬を摂取していました。ぼんやりと靄がかかったような日々。

その後も腸の手術、慢性じんましんと謎の体調不良に見舞われ、休職を数ヶ月しながらまた戻ってを繰り返し。覗きの加害者は部長に昇格したのに、わたしはずっと見送り(休職を何度もしているため)。何度も今の仕事を外してくれという訴えをしたのに、聞き入れてくれなかったのは会社の方。
トドメになったのが、立場がうんと上の会社の人からパワハラを受けたこと。若いときの記憶がよみがえり、気づけばベッドから起きられなくなっていました。目眩がひどく、歩くこともままならない。

そこから1年の休職を経て心療内科も変え、だいぶ前向きな考えを出来るようになって復帰の意思を伝えました。数回の面談を通し、「お前をどこに戻すかが一番頭が痛い」「辞めても傷病手当金は支給される」など一方的に言われ、退職することを決意したのです。

正直、悔しさはあります。こんなに頑張って働いてきたのに、どうして。
わたしは会社に必要なかった?体を壊したのも、すべて自己責任なの?

けれど会社を恨んでも、何にもならないし。きっと上司はわたしを戦場に戻したくなくて嫌な言い方をしたんだと信じています。
身に着けたスキルと人間関係があるだけで幸せ。

これから新しく何をしようか、考えるだけで楽しい。
育ててくれた会社と、これまで味方してくれた皆さんに感謝して、色紙と花束をもらってきます!

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