見上げればいつも四角い青空#8 シチューはどうする派?
先日、ロサンゼルスで5月17日を大谷翔平の日と制定したことが話題となっていた。
アメリカに渡ってからの大谷選手の活躍は、比類ないことに争いはないけど、そもそも地方公共団体が大谷選手の日を制定すること自体がすごいなと感じたところだった。
一方、これを書いている5月20日は、ハウス食品株式会社が定めたシチューライスの日だそうだ。「5(ごはん)×(かける)4(シチュー)=20」の語呂合わせから毎月20日で決まったとのこと。
シチューライス?
個人的には聞きなれないけれど、昔からご飯にシチューをかける or かけない論争が存在することは知っている。
ハウス食品株式会社が2023年2月に実施したアンケートによれば、シチューをかける派は32.0%、対する分ける派は68.0%で、かける派と分ける派のいずれも、「子どものころからそうだったから」という答えが多かったそうだ。
子どものころ、ボクの家では、シチューと一緒に食べるのは必ずご飯で、シチューは分ける派だった。ボクは、そのシチューを少し掬い、ご飯と一緒に口の中へ。でもシチューは、どう食べても美味しいはずで、どっち派でもない気もしてくる。
ところで、ボクの家のシチューは白かった。もっと言えば、シチューはそういうものだと思っていたし、茶色いシチューの存在をよく知らなかった。
茶色いシチュー、例えばビーフシチューやたんシチューをテレビで観たこともあったけど、別の世界の食べ物だと思っていた。そもそも煮込んだ肉が嫌いだった子どものころのボクを思うと、母には、ビーフシチューやたんシチューを選択する余地はなかったのかもしれない。
そして、家庭でどんな風に食べているかを見ることはできないので、そんな論争自体が楽しいと思える。
ちなみに、うちのおくさまのシチューは、市販のルーは使わず、手作りする本格派で、基本は白く、ご飯とシチューは分ける派だ。
今度、どうして分ける派なのか、その理由を聞いてみよう。
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