移りゆく想い その先は #夕陽海彩のひとりごと
週一回更新を目指していたはずが、
気づけば一体何週飛んでしまったのか。
久しぶりの、#夕陽海彩のひとりごと です。
脚本家、だけじゃなくて
この記事で書いたように、私は今年、大学の文化祭ミュージカルで、脚本家を務めることになった。
最初、私は脚本家としての役目を全うするだけだと、それでいいと思っていた。
脚本を書き上げる、物語の屋台骨をつくる。
それが私の仕事で、後のことは皆に任せようと。
でも、演出の子たちや皆との打ち合わせに参加して話すようになったら、
少しずつその思いが変わっていった。
もっと、踏み込んで関わってみたいと。
書いて終わりじゃなく、
皆で創るこのお芝居に関わっていきたいと。
そう思うようになった。
キャストとしても出る
これが、その思いから私が導き出した答え。
怖さはある。
全て中途半端になったらどうしよう。
そんな思いがよぎる。
元々が器用な人間じゃないから
本来の学業が疎かにならないか、
しかも夕陽海彩として創作を続けながら、
文化祭公演の役者まで務められるのか。
そう思ったら、二の足を踏んだ。
でも、最終的にはやってみることを選んだ。
今しかできないことをやろう
最近の私がよく思うことだ。
キャストを引き受けたのも、それが最大の決め手だった。
今しかできないこと
それを逃したら、もう二度とは戻ってこない。
それならば、やらないよりやった方がいいと、
私はそう思う。
同じ理由で、作詞作曲にも挑戦することにした。
これは何も大学のこととかは関係なくて、
本当に個人的なことだけれど。
親友の誕生日に、曲を書き下ろしてみようと思いついた。
これだって、できるかどうかわからない。
でも、これで私は音大生なのだから。
挑戦できない環境ではない。
そう、今ならば。
教えてくれる人もいる、
楽器を鳴らせる場所もある。
こんな機会に、やってみなくてどうするのだ。
新たな景色に出会えたら
ミュージカルの役者に作詞作曲。
新しいことを始めたら、
今まで頑張ってきたピアノや創作活動はどうなるのか。
それは自分でも怖いところではある。
中途半端にならないかと。本当に怖い。
でも、新しいことを経験してこそ得られるものは、必ずあると思うのだ。
役者として舞台に立ってみて初めて知る感情や見える景色
作詞作曲をする側になってみてわかる、作曲家の気持ち
そんな、まだ見ぬ景色を、私は探しに行きたい。
ミュージカルに出たから書ける物語、
曲を作ったからこそできる演奏。
そんなものが、必ずあるはずだから。
一時的に、
ピアノの練習時間は減るかもしれない
小説の新作は書けないかもしれない。
でも、
いっときのマイナス要素を含んでいたとしても、必ず新しい経験は糧になるはずだと信じている。
その先はどこへ
挑戦したいこと、頑張りたいこと。
想いは移りゆく。
その先に、一体何が見えるのか
その道は、何処へ続いているのか
わからない
わからないけれど、
今はただ、目の前にあることを精一杯頑張りたい
自分が選んだものに、正面から向き合いたい。
そしていつか、その全てに意味があったと、
胸を張って言える人間になりたい。