⑰宮本真理子(版画)「広島⇔金沢のアーチスト達展」
ミサニャンこと画家のツミヤマミサです!
版画の宮本真理子先生のご紹介です。
宮本真理子先生は、木版リトグラフという技法で、作品を作られています。
もちろん、銅版画や木版画も制作されていて
最近では、主に抽象の画面で作品を発表されています⭐
「第2回 版画家積山ミサと広島⇔金沢のアーチスト達展 in 広島 2020」に、参加していただくアーチスト達を、ミサニャンの目線でご紹介します😼
エントリーナンバー⑰番
宮本真理子(版画)Mariko Miyamato
比治山女子短期大学美術科卒業 広島市立大学社会人講座版画技能講座修了
1回目に引き続き2回目の参加。広島出身の版画家。
近年では、銅版画や木版リトグラフでの半抽象的な作品を制作。
⑰宮本真理子(版画)Mariko Miyamato
タイトル「nostalgie」
技法:木版リトグラフ
サイズ :F50号
リトグラフとは石版画=平版です。
平らな版なので、本来は彫ったり削ったりはしないで刷るのですが、
木版リトグラフの場合は、木版と同じように木の板を使用しますので
彫ったり削ったりもできるという、非常にハイブリッドな技法なのです。
【木版リトグラフ】とは…
水と油の反発作用を利用して、平らな版に描画しただけで製版できるのがリトグラフ(平版)です。
古典技法では石版石を使用。現在ではアルミ板やジンク版などの金属板を使用します。PS版などの写真製版も使用できます。
この版の素材を、木版でよく使うシナベニアで製版すると、
木製リトグラフになります。
版材がベニヤ板ということで、彫刻刀で彫ったり水性絵の具で彩色したり、木版の表現が加えられるのが特徴です。
木版リトグラフは、とっても面白い版画技法です。
この作品では、画面が半抽象的な画面になっていて
作品のタイトルにつけられているように、
ノスタルジーな雰囲気が感じられますね~💖
宮本真理子先生曰く、「おばあちゃん家の庭の風景画」なんだそうです~!
私は最初、画面の中央には「卵のパック」があるようにイメージされて、
朝の台所の様子を描いたのかと思っていたのです⭐
だけど、よくよく見てみると「卵のパック」に見えていたのは「鉢」が並んでいるお庭の風景だったみたいですΣ(゚Д゚)イロンナモノニミエルヨネ~
具象から入っている画面ですが、すでに抽象画のように見えますね💖
想像力でいろいろなものに見えるオモシロイ画面です~!⭐(=^・^=)
「広島⇔金沢のアーチスト達展 in 広島」のご案内
「第2回 版画家積山ミサと広島⇔金沢のアーチスト達展 in 広島 2020」
会場での展示期間はすでに終了しておりますが、
現在はVR画像で会場を見ることが可能です。
日々、更新しながら、進化していくホームページとなっています。
実際の展示が終了してもいろいろな仕掛けで、
今でも楽しめる展覧会となっています。
今から、VR画像にフラッグ🏁を立てていく作業に入りますので、
今まで明記されていなかったアーチスト名や「タイトル」が
順次貼り付けていく予定です!
今後も、より詳しい展覧会のアート情報をお届けいたします。
何回も、訪れていただいても楽しいホームページとなっております⭐
今現在は、
展示会場をVR画像(=バーチャルリアリティー画像)で、
2020年9月20日~2021年5月31日の期間、配信されています。
今回は、36名のアーチストの、全作品約130点の展示となりました。
アートの活動をより応援していただけましたら、うれしいです。
Webサイトに訪れて作品を観て頂くだけでも、
アーチストにとっては励みになります。
自分の知らない誰かに、自分の作品を知ってもらう…
それはやはり、アーチストは自分の作品を発表して、一人でも多くの方に作品を観てもらって評価して頂くことを前提にしているからです。
まずは「百聞は一見に如かず」です!
アートの本質を模索した展覧会だと自負しております⭐
自信を持ってお勧めしたい作品ばかりです。
ぜひホームページから「3D展覧会」のVR画像を見て下さいね!
【ART-HIROSHIMA】ウエブサイト ↓
*すべての掲載作品は、参加アーチストの了承を取っております。
その為、作品写真の無断転載等はご遠慮ください。
必ず、制作者本人の許可が必要となります。
「ART-HIROSHIMA」は、参加されるすべての作家の著作権を尊守し、
著作権制度の理解と普及に努めています。