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もうバカって言わない

水曜の夜


水曜の夜にちょこちょこ参加している、スナックとまり木。

holos.Quantaのコミュニティに参加させてもらっていて、とまり木はその中で行われるZOOM飲み会。

holos.の中の皆さんは様々な経歴を持っていて、様々な知識とたくさんの面白い話が聞ける。
そこには私の知らない世界がたくさんある。

でも、難しい話だと私はついていけなくて、
いつも”みんなすごいな〜”って眺めているだけで。
そんな時は必ず妖怪わたしなんてが出てきて、実はしゅんとしていた。

学歴コンプレックスとも言えないような学歴だし、
勉強しなさい!勉強しなさい!と言われても全然勉強できなかったし、
数学は赤点だったし、
放課後いつも数学の先生のところに行っては、迷惑行為のように補習をお願いしたけどそれでもわからなくて赤点だったし、
あまりにも出来ないもんだから親が家庭教師をつけてくれたけど、
テスト前には先生を夜中2時ごろまで付き合わせて、泣きながら勉強したけどそれでも出来なくて(どんだけw)
家の中では親の自慢は看護師になった妹で、
きっと土方仕事に就くだろうという設定で、私だけマニュアルの運転免許を取らされた。
だからと言って親も中卒なので、事あるごとに「中卒のくせにうるせー」と反抗して、親のせいにもしていた。
私の努力が足りなかったんだろうと今は思うけど、
勉強した先に何があるのか、興味もなかった。
そんなだから、大卒ってだけで、もう住む世界違うなって思っちゃうくらいの偏見を持ってる。

勉強、学歴という言葉がとても苦手。
そして頭のいい人、高学歴の人も苦手。
こいつわかってないなっていう顔も嫌い。
鼻でフって笑われるのも大嫌い!

難しい話に頷いて、わかったふりをすることもできるだろうけど、
繕うことも嫌いだからそういう上手な生き方が出来ない。
そんな私は、「私バカだから」と言っておけば、難しい話が振られないよう予防線を張れるだろうと、私バカだから、頭悪いから、勉強できないから・・・とよく言ってしまう。

今夜も、スナックとまり木で話を聞いていて
難しくてさっぱり分からない・・・・・とフリーズしてしまう現象が発生。
みなさんは興味深々に聞いている。
でも、私は全然頭に入ってこない。
だんだん悲しくなってきて、あーーーーちょと場違いかな〜なんて思ったりした。

質問に正解はない、何を聞いてもOK

そんな難しい話の端から、
「質問はなんでも聞いていいんだよ」
「分からないことを分からないと言っていいんだよ」
と、私とはかけ離れた研究の世界にいらっしゃる方が口にしてくれた。

セミナーやら、WSやら、いろんなところで
「質問ありますか?」と聞かれた時に、

質問するところまで理解出来ていない。
なんて質問したらいいかもわからない。
なんて質問したら正解なんだろう?
こんなこと質問したら笑われるかな?

って、言葉にならず質問タイムが終了することが多かった私にとって救いの言葉。

頭の良い方からしたら、私の質問なんて「何言ってんの?」って思われてしまうんじゃないかってずっと思ってたから。
(うまく言えないけど、頭の良い方にはバカにされるに違いない。という勝手すぎる偏見・思い込みを持っていたので)

何が分からないか分からなくても手をあげてみていいんだよ。
なんでも聞いていいんだよ。
わかるように説明できてないのかもしれないし。
と、とっても頭の良い方が言ってくれてる。
(頭が良い方とか、悪いとか、そんなの関係ないんだけど、私に偏見があるていで書いてます・・・🙏)


そうそう!
質問って何聞いていいのか分からないんです。
え?そんなんでもいいんですか?
あれ?すごく優しい!
見方変わりました!
ありがとうございますーーーーーーー🙏
と、頷きが止まりませんでした。

こんな風に言ってくれる方もいるんだ。すごいーーー!!!感動!
みんながみんなバカにしてくるわけではないんだな。って。


私バカだから・・・

そんな頷きが止まらない私を見て、
スナックのママが「めっちゃ頷いてるね〜」と私に話を振ってくださった。

それそれ!すごーーーい!!って感動した気持ちをそのまま伝えた。

その時、「私バカだから、頭悪くて話が全然分からないんですけど〜」と第一声がバカだった。

その後も頭悪いからと繰り返す私に
「バカとか頭悪いって言わないほうがいいですよ。そうなっていくから」
と助言が。

自分のことをバカ設定にしている私には、
正直、素直に受け取れる言葉ではなくて、
そんなの無理です。だってバカなのは本当だし!と心の中で思った。

チャット欄でも、
「バカな人なんていませんよ」とか、そんなことないよ〜との声もある。

でもすぐには受け取れない!
何十年も劣等感を持ってきたことをひっくり返すことはなかなか難しい。

だけど、とっても頭の良い皆さんから肯定的な言葉をもらっていたら、
なぜか涙が出てきた。
勉強できないし、難しい言葉も知らないし、全然話についていけない私のことを、みなさんがバカじゃないと言ってくれている。

全部のことを知らなくても、知っている人に聞けばいい、
できないことは、できる人にやって貰えばいいんだよ。って

この状況も受け取り難い・・・けど、
涙がでた。嬉しかった。

自分が知らないことがあること、出来ないことを人に知られるのが嫌で、
バカにされるんじゃないかって、とっても怖かったから、
ずっと意地を張ったり、逃げてきた。
その身に纏ったガチガチの劣等感のおかげで、私はいつも自信がなかった。

今日は、バカな自分は私が作っていたんだな〜って
気づくことができたとても貴重な時間でした。


もうやめようか。

ちょっとだけでも、みんなの声を信じてみようって思えた。
もう、バカとか言うのやめようか。
この人は頭がいい人だ、住む世界が違うって、
バリア張ったり、萎縮したり、逃げたりすることもやめよう。

バカだって思い続ける人生じゃなく、
反対の人生を見てみたい。

またふと「バカだから」って出てきちゃいそうな気もするけど、
気づけただけでも、今までとは大きな違いだと思う。

素敵な時間に出会えて感謝です。
なんかちょっと気持ちが軽くなった気する。

この気持ちを忘れないように、残しておきたくて急いでPCに向かいました。
まとまりがないけれど、
偏見の塊すぎて、読んでて気分悪くさせたら申し訳ないけれど、
私みたいな劣等感を持った人がいたら
一緒に取っ払いませんか?とも思うので、届いたらいいな。

読んでくださり、ありがとうございました。
書きながらも、また泣きました。

浄化ですね(笑)


最後に
そんな私がおすすめしてもらった本は「アルスラーン戦記」読んでみます!












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