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〜10〜 次なる滞在先までの

こうして、3泊4日のステイを経て
same sun を旅立った私。

ESTAの申請のしくりでカナダへの
旅立ちが2日後になったわけですが、
仕切り直し後の日本旅立ちの前日に
滑り込みでバッパー後の
2週間だけ住めるシェアハウスを見つけ
そこのオーナーとドタバタで
コンタクトを取り、
滑り込みで滞在先を確保しました。
もう何もかも計画性のない私、、、
行き当たりばったりで生きてきて
ラッキーなことに今、
無事に息しながら生活してるのが
奇跡のように感じたりもします…

バッパーチェックアウト後
約束の時間まで半日あるので
バンクーバーの街で
ゆっくりすることにしました。

愛着湧いてるsame sun のフロント

チェックイン時と同様に
帰りもながーーい階段が待っており
おもたーーーい荷物をどうにかこうにかで
頑張っておろそうとしていたら
同じように大きい荷物を抱えた
おにいさんが私の横を通り過ぎた後
自分の荷物を階段の下に置いて
こちらに戻ってきました。

???って思った瞬間に
私の荷物をひょいっと持って
階段の下まで降ろしてくれました。

わざわざ戻って来てまで
手伝ってくれるなんて親切なんでしょう。
日本じゃ見かけない光景です(笑)

夕方まで宿で荷物を預かってくれることに。


まずはバンクーバーの中で
一番大きいとされる
バンクーバー市立図書館に行きました。

まるでコロシアム?初見だと圧巻の規模
今後もここはお世話になることになります。


バンクーバーに到着して4日目
考えを巡らせ、思いにふけることは
たくさんあり、まずはここまで
無事に生き延びられたことは
親切にしてくれたり、
関わってくれたすべての人の
おかげだとしみじみ感じてました。

その後、図書館付近のバス停のベンチに
朝食でかっぱらったベーグルを
ランチで食べる為に座っていたら
おばあさんが話しかけて来ました。

おばあさんは向かいの劇場で公演される
ミュージカルのチケットを
問い合わせをしたいようで…

英語のわからない私に尋ねて来ました(笑)

たくさんの親切をもらったぶん
ここで私も頑張りたいと思い
問い合わせ先の電話番号を調べてあげたり
営業時間などたくさんメモしてあげたり
できる限りのことをしてみました。

役に立てたかはわからないけど
最後おばあさんはとても感謝してくれて
studyでバンクーバー来てるの?
がんばってね。と、言ってくれました。
世に受けた親切をまた世に流すことが
できたような気がして少しばかり
自分を誇らしく感じました。

その後だいすきなクイニーアマンが
あるというカフェに行ってみたけど、、
売り切れていて見事に空振りでしたが

哀愁漂うスヌーピーみたいな犬


夕方付近のカナダプレイスで
ひとり黄昏をしてみたり。


そうこうしているうちに
次の滞在先のシェアハウスの
オーナーとの約束の時間です。

SAME SUNで荷物を引き取り
いざ、出発!!!

バンクーバーにはスカイトレインという
モノレールが3路線乗り入れてますが
今回は目的地まで乗り継ぎが必要となります。

Expo Lineから5駅、
Commercial-Broadway Stationで
Millennium Line に乗り換えです。

地下鉄のエレベーターで
一緒になったおばあさん。
大きい荷物を押している私をみて、
話しかけてくれました。

私はカナダに来たばかり。
今から新しい滞在先に行くことを
伝えると、私の乗り換えのミッションの
不安が伝わったのか丁寧に乗り継ぎを
教えてくれて途中まで一緒に電車で
向かうことになりました。

おばあさんは腰が曲がっていて
杖もついているほどでしたが…

そこまでいいのに…という想いもありつつ
乗り継ぎ先もわざわざ電車を
一旦一緒に降りてくれて、
こっちに行くと出口になっちゃうから
この通路を通って乗り継ぎしなさいと
身体を張って教えてくれました。

おばあさんの気持ちのパワーは最強で
見ず知らずのアジア人の私に
こんなに親切に教えてくれるなんて、、、

カナダの人は優しいって話は
聞いていたけど早速こんなに身をもって
感じることがたくさんあるなんて、
本当に心が温かくなりました。

多国籍で多文化、お互いを認めあう国。
困り事、意見と思考は街ゆく人々と共有し
コミュニケーションを取りあう環境。
これはある意味の
カルチャーショックですね(笑)

ここで味わった経験を
忘れない自分でいたいものです。

長く引っ張りましたが
次回やっと次なる滞在先の紹介です(^^)


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