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なぜ転職する勇気が出ないのか?についての個人的な考察

アラサー女子のお悩みは尽きないけれど、中でも仕事は大きなウエイトを占めている人も多いのではないか。

人生の岐路に立つことの多いアラサーにとっては

このまま仕事に生きる?そうにしたってこの会社でいいの?結婚するけどこのままこの場所で続けられる?転職するにもスキルが無さすぎ…(以下略)

かく言う私はキャリアについて疑問を抱き始めたのは27歳を過ぎてからのことで、20代前半はそれなりに楽しく働いてきた。

しかし

長引くコロナ禍、迫り来るアラサーというレッテル、社内でのキャリアパス…

蓄積される圧倒的モヤモヤ感。

「このままで良いのか?」と思って本を読み漁ったり転職サイトを覗いたりしてみた。

イマイチピンとこない。

私は何に向いてる?今の会社を離れて後悔しない?

そもそも本当に私は転職したいのか????

そんな中で妙に納得した本の一節があるので紹介したい。

半径5メートル以内が良好なら、多少仕事がきつくても、給料が安くても、手に職がなかなかつかなくても、会社を辞める人は非常に少ない。

出典: 海老原嗣生『2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本』

(上記の本は就活生に向けたものだが、自分に合った業界の見つけ方や入社後のリアルな姿を知る方法等転職希望者にも参考になることが多い。)

ああ。私は確かに半径5メートルが良好な環境だ。

転職にどうも前向きになれない気持ちに納得した。

だから転職する勇気を出せないんじゃない、出す必要がないんだ。

それなら今転職するのはなく、長期的にキャリアアップするための方法を探ってもいいのでは?

何も貴重な半径5メートルの快適さを今すぐに手放すこともあるまい。

という結論に至った。

この快適さは当たり前のことではない、という事実に感謝しながら。

キャリアについてのアラサーの葛藤は続く。


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