ぽた

8回の流産、不育症、妊娠、出産、マタニティーブルー、産後鬱、産褥期精神病、双極性障害、摂食障害、自傷行為、自殺未遂。壮絶な経験をもとに1人でも多くの同じ悩みをもつ方々に発信していきたいと思っています。

ぽた

8回の流産、不育症、妊娠、出産、マタニティーブルー、産後鬱、産褥期精神病、双極性障害、摂食障害、自傷行為、自殺未遂。壮絶な経験をもとに1人でも多くの同じ悩みをもつ方々に発信していきたいと思っています。

最近の記事

11 不育症でも可能性はある

不育症でも、育つ可能性はある。8回に1回は育つ確率が高いと先生から言われていましたが、3回流産を経験し、しばらく妊活は休もうと思いました。 そんなある日。 なんだか朝起きるのが辛くなり、ぐっすり寝たのに昼間も眠くなったりと、体の変化を感じていました。 1週間、2週間がすぎつわりのような症状もでてきました。 まさかとは思いましたが、流産への不安からなかなか検査できずにいました。 そして生理予定日から4週間が過ぎた頃、吐き気がひどく、ごはんもまともに食べれない日が続き、

    • 10 不育症

      悲しみに明け暮れる日々の中、再び妊娠。 省略しますが、手術後2回流産しました。合わせて3回の流産。手術後の2回の流産は、出血とともに流れてしまい、いずれも心拍確認できず。早期流産でした。 そして3回目の流産の際に、不育症という診断を受けました。 不育症とは、妊娠はするが、赤ちゃんが育たず流産を繰り返すことらしいです。 そのほとんどが原因不明のようで、私も根本的な原因がわかりませんでした。

      • 9 手術当日

        目を真っ赤に腫らせて向かった病院。 初めて来た時は期待で胸がいっぱいだったのに。 今はこんなにも苦しくて悲しくて。 せっかく宿ってくれた命なのに。私は何もしてあげられなかった。 初めての妊娠で初めての流産。 絶望しかなかった。 手術の流れを説明され、手術室へと向かった。 手術台に上がり、最後に何を考える間もなく、全身麻酔で私は意識を失った。 あっという間に目が覚めて、しばらくボーっとしていた。 先生が来て、赤ちゃんの袋を見せてくれた。 中には小さな小さな、

        • 8 初めて知ること

          13週。もう9割諦めていました。 でも1割の望みに期待する自分もいました。 先生から告げられた言葉は 「残念ですが稽留流産です。このままお腹のなかに残しておくと、母体も危険ですので、手術で摘出する必要があります。手術の日程を決めましょう。」 初めて聞いた稽留流産という言葉。 出血などがなく成長が止まってしまう流産だそうです。 流産なんて考えもしなかった。 当たり前が当たり前しゃないと知る。 そして手術の日程を決めて帰って、旦那の前で泣きじゃくった。 手術の日

          7 育ってない

          地獄のような2週間を経て検診へ。 11週。不安しかなかったのですが、さすがに11週だったらもう心拍も見えるだろう!出血もないし大丈夫!! そう自分に言い聞かせていました。 しかし先生の言葉で希望が絶望に変わりました。 先生「心拍確認できないですね。その前に。。。赤ちゃん前回から育っていないようです。流産の可能性があります。10人に1人は流産しています。原因は不明なものが大半です。お母さんに原因があるとは限らないので、自分を責めないで下さいね。念のため、2週間後にまた来

          7 育ってない

          6 3度目の検診

          2週間とてもとても長くて毎日カレンダーを見てはため息をついていました。 今度こそ!という気持ちで3度目の検診へ。 この時9週目でした。 緊張しながら検診台へ。 今度こそ!今度こそ!大丈夫!大丈夫! 心の中で何度も呪文のように唱えていました。 そして私の期待はすぐに打ち砕かれてしまいました。 先生「おかしいなぁ。もうそろそろ心拍確認できても良いんだけど。」 あれ?そんなはずじゃなかった!だって9週目には心拍確認できるのが普通って書いてあった!なんで?どうして?

          6 3度目の検診

          5 当たり前じゃない

          1週間が経ち、再び産婦人科へ。 不安を抱きつつ検診台へ。 ドキドキ 先生の言葉を待つ時間がとても長く感じました。 先生「赤ちゃん大きくなってますよー。心拍はまだですが、まだ7週目なのであまり気にしないで下さいね」 今日こそ心拍が確認できると思っていたので少しがっかり。しかし、ほとんどの人が9週目には心拍が確認できるという記事を見ていたので、あまり深く考えず、次は2週間後ということで家に帰りました。 この時の私はまだ、妊娠したら当たり前に出産すると思っていました。

          5 当たり前じゃない

          4 不安

          家に帰り、ふと気になり、心拍について調べてみました。 ●6週〜7週でほとんどの場合心拍が確認できる。 ●9週目で心拍が確認できない場合は流産の可能性がある。 ●10週目でやっと心拍確認できました! ●12週、もう諦めかけていたけど心拍確認できました! マイナスの内容からプラスの内容まで様々でしたが、まだ6週だから大丈夫!と、自分に言い聞かせていました。

          3 待ちに待った検診

          2週間が経ち、つわりも徐々にひどくなり、食べづわりだったので空腹時に吐き気を催してしまうため、炭酸のジュースで毎日空腹を紛らわせていました。 (妊娠を機に摂食障害も良くなり、カロリーを気にすることもなくなりました。) 2週間、待ちに待った産婦人科へ再出陣! モニターを見ながらの内診。 ドキドキしながら先生の言葉を待つ。 先生「袋の中に赤ちゃんが見えます。しかし心拍はまだ確認できないですね。1週間後もう一度来てください。」 心拍?心拍ってなに?と思いながらも、赤ちゃ

          3 待ちに待った検診

          2 1度目の妊娠

          その日私はトイレで1人叫んでいました。 妊娠検査薬、陽性。 思わず飛び跳ねてしまうほど嬉しくて、すぐに旦那に報告。 旦那も大喜びで、旦那が仕事から帰ると2人で抱き合って喜びました。 初めての妊娠。翌日期待と不安を胸に産婦人科へ。 無知な私は即産婦人科へ行きましたが、赤ちゃんがはっきり確認できるように2週間程待ってから行くのが良いらしく、結局その日赤ちゃんはまだ見えず少ししょんぼりして帰宅。 気持ちの問題なのか、陽性反応が出た日からつわりのような症状がありました。

          2 1度目の妊娠

          1 結婚

          私は学生時代、ハタチの時に失恋を機に摂食障害を発症し、こんにゃくやゼロカロリーゼリーなど、カロリーのほとんどないものばかり口にして、162センチ38キロという生きているのが不思議なぐらいの生活を送っていました。 そんな中で彼と出会い、結婚をしたら妊娠、出産を当たり前に経験して幸せな家庭を築けるという、キラキラした理想を胸に、21歳の時に結婚しました。 昔からママになるのが憧れで、早く子供が欲しいと願っていました。

          自己紹介

          はじめまして。ぽたと申します。 31歳、二児の母をしています。 私は双極性障害という精神病を持っています。 今までの経験をもとに、皆さんに発信していきたいと思っています。 読んで頂けると幸いです。

          自己紹介