【9月版】プライムビデオ最新追加映画情報&視聴映画感想まとめ!
この記事では、「amazonプライムビデオ」の2023年9月の追加映画情報についてのまとめと、今月管理人が視聴した映画についての簡単な感想についてまとめています。※本ページはプロモーションが含まれています
【紹介映画は、Amazonプライムビデオにて30日間無料お試しで視聴できます】 https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront?benefitId=default&tag=miruhieiga-22
※適宜情報を追加していくので、読むタイミングによっては記事内容が中途半端な状態になっている可能性があります。(10.7編集&情報追加)
2023年9月アマゾンプライムビデオ最新追加情報まとめ(簡単あらすじ+)
日本映画(邦画)追加情報
9月1日(金)
『アキラとあきら』
小説原作のドラマ映画。メガバンクに同期入社する「アキラ」と「あきら」。過去の生い立ちにより正反対の性格をしている2人。紆余曲折ありながら経験を積み上げていく2人だったが、とある窮地を救うべく協力する事となる。
『峠 最後のサムライ』
慶応3年(1867年)の動乱の時代を描いた歴史映画。江戸幕府の終焉と共に諸藩は東軍と西軍に分かれ「戊辰戦争」が勃発。小藩の長岡藩家老・河井継之助は中立を保ち、民衆の生活を守るために奮闘する。
9月9日(土)
『水は海に向かって流れる』
漫画原作、広瀬すず主演の訳ありドラマ映画。高校通学のため叔父の家に居候する事となる少年。しかし叔父の家はシェアハウスであり個性豊かな人々との生活が始まる
9月15日(金)
『渇水』
水道職員の葛藤を描いたドラマ映画。水道料金滞納世帯の給水停止を執行している主人公だったが、育児放棄状態で取り残される幼い姉妹を見て給水停止に葛藤する事となる
9月22日(金)
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
短編漫画シリーズを実写化した映画。特殊能力をもつ漫画家の主人公が、最も邪悪で黒い絵の噂を過去に聞いた事を思い出し、取材と称してフランスを訪れる事となる。
海外映画(洋画)追加情報
9月1日(金)
『355』
諜報機関エージェントが秘密裏に過酷なミッションに挑むアクションスリラー映画。南アメリカの犯罪組織が世界中のネットセキュリティーを突破できるデバイスの開発に成功する。CIA、ドイツ、イギリス、コロンビア、中国の女性エージェント達は協力し、デバイスの奪取を試みる事となる。
『オリエント急行殺人事件』
有名小説をジョニー・デップらの豪華キャストで映像化したミステリークライム映画。寝台列車オリエント急行で富豪ラチェットが殺害された事により、乗客と車掌の合計13人が容疑者として疑われてしまう。偶然乗り合わせていた名探偵ポアロがこの密室殺人事件に挑む事となる。
『カクテル』
若き日のトム・クルーズを拝めるロマンスドラマ映画。小説原作の作品で、
軍隊を除隊後、職を求めてニューヨークに向かった主人公が、大学に通いながらバーのアルバイトで新たな人生をスタート。
『カモン カモン』
独身の男性と甥の生活を描いたドラマ映画。ニューヨークでラジオジャーナリストとして働く主人公が、妹の頼みでロサンゼルスで甥の面倒を見ることに。しかし長期滞在はできないため、甥を連れてニューヨークに戻る事となる。
『ガンパウダー・ミルクシェイク』
敏腕殺し屋が主人公のアクションスリラー映画。敏腕の女性殺し屋サムが、ターゲットの娘を助けた事により追われる立場に。追手から逃れるために図書館に立てこもり、元殺し屋たちと共に激しい戦闘を繰り広げる。
『プロメテウス』
人類と地球外知的生命体との接触を描いたSFホラー映画。2089年、各地の古代遺跡から謎のサインを発見した事により、宇宙船ではるか彼方の惑星を目指す事となり、謎の文明と接触する事となる。
『ワイルド・スピード - スカイミッション』
ワイルドスピードシリーズの7作目の映画。一国の軍隊並みの戦闘力を持つシリーズ史上最強の敵ショウ(ジェイソン・ステイサム)に、最速メンバーで戦いを挑む。
『ジャスティス・リーグ』
ヒーローが世界を救うために奔走するアクションアドベンチャー映画。スーパーマンが命がけで救った世界に再び危機が迫ったことで、バットマンと5人の超人達が世界を救うべく壮絶なバトルを繰り広げる事となる。
9月3日(日)
『バイオレント・ナイト』
クリスマスイブが舞台のブラックジョーク映画。子供達にプレゼントを届けるために奮闘するサンタクロースであったが、とあるお金持ちの自宅に忍び込んだところ、偶然にも武装集団と鉢合わせしてしまう。
9月8日(金)
『サンティネル ~ドジな刑事はさえないシンガー~』
昼と夜で違う顔を持つ主人公を描いたアクションコメディ映画。昼はレユニオン島で一番有名で乱暴な警官、夜は魅力的な歌手という顔を覗かせる。
『ビリー・ウォルシュとデートする方法』
10代の恋愛を描いたロマンティックコメディー映画。親友であり片方が恋心を持っているという甘酸っぱい関係性の2人の前に、イケメン転校生がやってくる・・・
※追加予定日を過ぎてますが追加されず
『私がケーキを焼く理由』
外交的なコリンヌと内気なジェーンを描いたドラマ映画。内気な性格を直すためバーにケーキを1年間届ける約束をコリンヌと交わすが、コリンヌが重大な病気に罹ってしまう。。。
『ジョン・ウィック』
伝説の殺し屋の引退後を描いたアクション映画。妻の死後、悲しみにくれる主人公と心の支えの仔犬。ある日、青年に家を襲撃され、仔犬の命を奪われたことにより復讐に乗り出す事となる。
『ジョン・ウィック:チャプター2』
「ジョン・ウィック」シリーズ第2弾。1作目から5日後に、イタリアン・マフィアから仕事の依頼。断るも自宅が爆破され、またも復讐に動き出す。
『ジョン・ウィック:パラベラム』
「ジョン・ウィック」シリーズ第3弾。「コンチネンタルホテル」の掟を破ってしまった主人公が、今度は殺し屋組織に追われる立場となる。
『プラダを着た悪魔』
ファッションとは無縁の女性が素敵になっていく様を描いたドラマ映画。ジャーナリストを目指す主人公が、一流ファッション誌の編集部で働くことになり、悪魔のように厳しい上司との格闘の日々を送る事となる。
『プリティ・ウーマン』
実業家の男性と無邪気な娼婦が出会い惹かれる様を描いた恋愛映画。対照的な2人が一週間限定のパートナー生活を送るが、あまりに違う生活にそれぞれが葛藤する事となる。
『プリティ・ブライド』
「プリティーウーマン」黄金コンビが再集結した恋愛映画。主人公のアイクは、ある男の話を元に、何度も挙式の最中に逃げ出す花嫁マギーについての話を書く事となる。
9月10日(日)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
タランティーノ監督によるコメディドラマ映画。テレビ俳優で人気が落ちていた主人公と付き人のクリフが、隣人の有名監督と出会った事がきっかけでイタリアでの映画に出演する事を決意する。
9月15日(金)
『アイロボット』
ウィルスミス主演のSF映画。2035年ロボットが当たり前の未来で、ロボット工学の専門家が謎の死を遂げる。あるロボットが疑われる中、衝撃的な真実が隠されていた。
『最後の決闘裁判』
14世紀フランスのアクションドラマ映画。性被害を訴える奥さんとその夫は、決闘裁判に挑む事となり、負ければ2人とも偽証罪で処刑される事となる。
『スピード2』
カリブ海でのシージャックを描いたアクションロマンス映画。SWAT隊員の主人公とヒロインが豪華クルージングにやってくるが、3億ドル以上のジュエリーを狙って船に爆弾が仕掛けられる。
『ミスター・ガラス』
超人的能力に焦点を当てたスリラードラマ映画。スーパーヒーローを研究する精神科医が、3人の自称能力者を集め研究を進める事で驚くべき真実が明らかとなる
『ミリオン・マイルズ・アウェイ ~遠き宇宙への旅路~』
アマゾンプライムビデオオリジナル!実話を元に制作された宇宙飛行士の物語。主人公のホセは、周囲のサポートを受けながら必死の努力を続けた結果、不可能と言われた夢を現実のものとする。
2023年9月18日(月・祝)
『マトリックス レザレクションズ』
マトリックスシリーズの第4作目。「マトリックス」3部作を手掛けたアンダーソンは、新作「マトリックス4」を手掛けるも、ゲームキャラクターと遭遇し、自身が仮想世界で生きている事を知る。。。
2023 年9月22日(金)
『エアフォース・ワン』
飛行機ハイジャックがテーマのアクションスリラー映画。カザフスタンの独裁者を逮捕するも、大統領専用機がテロリストにジャックされてしまい、大統領単身で戦いを挑む事となる。
『カサンドロ リング上のドラァグクイーン』
LGBTQが題材のスポートドラマ系Amazonオリジナル映画。ゲイの主人公が「カサンドロ」というキャラクターを作り出し国際的なスターダムを駆け上がる。
2023 年9月24日(日)
『フェイブルマンズ』
少年の成長を描いたドラマ映画。映画に夢中な少年サミーの夢は映画監督になること。しかし、両親は本気で信じておらず、その狭間で葛藤しつつ様々な人と出会い成長していく。
2023 年9月30日(土)
『クライ・マッチョ』
雇われ人と雇い主の息子を描いた西部劇ドラマ映画。孤独な生活を送っている主人公に、元雇い主から息子を取り返してほしいという依頼が入る。その依頼を受けたことで、息子の母親と警察に追われる事となる。
アニメ映画追加情報
9月8日(金)
『特『刀剣乱舞-花丸-』~雪の巻~』
映画版「刀剣乱舞」3部作の1作目。審神者が突然倒れた事が原因で、三部隊・十八振の刀剣男士達が、平安時代、戦国時代、江戸時代に取り残されてしまう事となる。
『特『刀剣乱舞-花丸-』~月の巻~』
映画版「刀剣乱舞」3部作の2作目。突然の3日間の休暇を与えられた刀剣男士達は、楽しい休暇を過ごすべく、仲間達との楽しい写真でアルバムを作る事を決意する。
『特『刀剣乱舞-花丸-』~華の巻~』
映画版「刀剣乱舞」3部作の3作目。主が倒れ、遠征中の部隊が帰還不能となった中、主を救出するべく、未知の領域に踏み込む事となる刀剣男士達がいた。。。
2023年9月15日(金)
『沈黙の艦隊』
漫画原作をアニメ化した作品。日米で極秘裏に製造した原子力潜水艦が突然逃亡した事で、日本政府は苦悩しながらも護衛を決意。それによりアメリカと敵対する事となる。。。
『沈黙の艦隊 VOYAGE2』
海上自衛隊と共に無事東京湾にたどり着いた原子力潜水艦「やまと」。世界に向けて独立国「やまと」の宣言をしたが、その本当の目的が「超国家軍隊の創設」である事が明らかとなる。。。
『沈黙の艦隊 VOYAGE3』
北極海に向かった潜水艦「やまと」だったが、米国最新原子力潜水艦「シーウルフ」の撃沈作戦により、異常なスピードで接近され戦局が一変する事となる。
2023年9月に観た映画感想簡単レビュー
『君が落とした青空』
映画のあらすじは、すれ違い気味の高校生のカップルが、今までの不満と約束を守らなかった事がきっかけで喧嘩をしてしまう。
その後、仲直りをするために話し合いをするが喧嘩別れをしてしまい、その直後に交通事故に巻き込まれて彼氏のみが亡くなってしまう。
彼女は気がついたら事故当日の朝にタイムリープしており、彼氏を助けるために奮闘する。という内容となっています。
タイムリープというと伏線張られまくりで難しいという印象を受けがちですが、そういった感じの内容ではなく、10代の甘酸っぱい恋愛をメインに、タイムリープを繰り返す内に、それぞれの気持ちに気がついていくといった感じとなっています。
タイムリープ作品の中では、気軽に観れる作品になっているので、10代の甘酸っぱい恋愛を覗き見したい方はチェックしてみるといいかもしれません。
『かぐや様は告らせたいファイナル』
原作もアニメも1ミリも観たことない状態で視聴したのですが、人間関係もわかりやすく、タイトル通りの想像しやすい内容で面白かったです。
内容としては、タイトル通り好き同士の男女が、頭を使ってどのように相手に告白させるかを学校生活を通して行うもので、今回のテーマは「体育祭」と「文化祭」となっていました。
原作実写化映画という事で、漫画かアニメが好きな方だと違和感を感じる方も居たかと思いますが、個人的には面白かったので、興味はあるけどまだ観てない方はチェックしてみても良いかと思います。
個人的に体育祭のシーンは、心に来るものがありましたw
『アキラとあきら』
銀行員を題材にした映画で、とても心が熱くなる映画でした。
内容としては、幼少期に倒産を経験した過程で育った少年と一族経営で成り上がった家庭で成長した少年が、同じ銀行で再び出会い、その後一つの思いを胸に奔走するという物語です。
・会社
・銀行
・家族
といった、それぞれの立場でそれぞれがどう感じ、どのように葛藤するのかについて覗き見できる映画となっています。
「半沢直樹」とは方向性は少し違いますが、銀行員達の合理性と倫理観を天秤にかけた戦いに興味がある方は、チェックしてみると良いと思います。
『峠 最後のサムライ』
時代の変革期において、最後まで侍としての生き様を守り抜く、古き良き日本人を垣間観れる映画でした。
内容としては、江戸幕府終焉後の動乱の時代に、中立の長岡藩として、どうにかして犠牲を少なく事を進められないかと奔走しつつも、流れに巻き込まれてしまい、その中でも最後の侍として最後まで全うするというものでした。
古臭いもの、所詮昔の生き様と切り捨てるのは簡単ですが、どこか忘れてはいけない、日本の美しい心と言うものを感じさせてくれる作品だったと思います。
戦争歴史ものですが、戦にあまり重きはおいておらず、戦闘シーンはあっさりとしていて、どちらかというと中立者として、また侍として、どのように時代の変革期を立ち回るのかに焦点が当てられている映画です。
『水は海に向かって流れる』
漫画原作の作品で、知らないほうが良かった事実を知ってしまった時、それぞれがどのように感じ、どのように行動するのか、被害側を中心した物語なので、なんとも言えない気持ちになった映画でした。
内容としては、高校進学のために叔父さん家にルームシェアの形で住む事になった直達(なおたつ)が、同じ家に住む千紗(ちさ)と出会うが、両親の過去の行いにより、実は接点があった事が発覚してしまう。。。というものです。
基本的にそれぞれが自分の心を守るために行動しており、それにより様々な事が起きるという流れなんですが、直達と千紗に関しては1ミリも悪くないというのがなんとも言えない感じなんですよね。
ただ巻き込まれただけというか・・・
とはいえ、相手を恨む感情や憎しみを持ち続けるというのは、自分の人生が相手の人生に飲み込まれているような状態なので、許せなくても、さっさと忘れて、自分がやりたい人生を早く送れるようにするべきなのかなと。
実際、人の人生を壊した側は、意外とそれなりの人生を送っているのがなんとも腹立たしいところです。
内容的には比較的重たい感じですが、物思いにふけたい時に観てみると良いかもしれません。
渇水
心がキュッとなる、観ていてとても悲しくなる作品でした。
内容としては、水道局員として働く主人公が、滞納世帯の給水停止を執行する中で、様々な苦しい現実を目の当たりにしつつ、とある幼い姉妹の給水停止をめぐって葛藤する。。。というストーリーとなっています。
なんだか映画を観ていて
・社会の縮図
・資本主義の格差
・子供貧困問題
・老後の生活苦
などの問題が頭にちらついて、なんとも苦しくなる作品だったなと感じました。
それぞれの家庭にそれぞれの問題があるため、すべての家庭に手を差し伸べることは不可能で、その結果一定のルールに則って職務を全うするしかないという水道局員側もとても辛いものがあるなと。
特に幼い妹の純粋さと、お姉ちゃんの気丈に振る舞う感じが心にくるものがあり、幼く真っ直ぐであるが故に抉られるものがありました。
結局、誰も責任を取らないし取れないので「自己責任」という言葉で切り捨てる事になるんでしょうね。
国が豊かじゃなくなればなくなるほど、苦しい層から順番に切り捨てられていくと。。。
こういった現実があると考えると、すべての人が希望をもって前向きに生きていける社会の実現は程遠いものなんだろうなと考えさせられる映画でした。
『沈黙の艦隊(アニメ版)』
漫画原作で実写映画が近々公開される昔のアニメ映画なんですが、よく実写映画化する事ができたなといった作品でした。
内容としては、日米で極秘裏に製造していた原子力潜水艦をジャックした日本人が、核という武器を手にした事で、現在の世界の力関係をあらわにし、これからの立ち振舞を日米に迫る。。。というものです。
映画の中で、
・核という力がどれだけの絶大なものなのか
・日米安保条約に対する解釈
・日米それぞれの立場
・専守防衛がどういうものなのか
などについて言及されており、あくまでアニメの中のシナリオだとしても、かなり考えさせられる内容となっています。
世界は本当になんとも言えないパワーバランスで成り立っているんだなと。。。
あまりこういった作品を今まで観たことなかったのですが、興味があるかたは一度観てみると良いかもしれません。
『沈黙の艦隊 voyage2(アニメ版)』
政治的な駆け引きや日本の立場について考えさせられる作品でした。
内容としては、無事日本にたどり着く事ができた原子力潜水艦「やまと」は、東京湾にて物資を補給しつつ、日本首相と会談に挑む事となる。。。というものです。
相変わらず内容が重たく、アメリカの傘の下でしか動けない弱い立場にある日本を的確に表現し、武力という圧倒的な力で世界を支配しているアメリカの正義についてもうまく表現しているなという印象を受けました。
もちろん、現実的にはアメリカのやり方が今の場合だとベストなんだと思いますが、あくまでも強大な軍事力や資本力で世界を支配している構造というのは、かなりバランスが危ういものなんだと考えさせられました。
核を手に入れるだけで、こんな簡単に世界の緊張バランスが崩れてしまうのであれば、強すぎる力というのはやはり必要ないのかもしれません。
『沈黙の艦隊 voyage3(アニメ版)』
原子力潜水艦の戦闘シーンをメインに描いた作品でした。
内容としては、東京から北極海へと向かう原子力潜水艦「やまと」は、そこで向かい打つ同型の「シーウルフ」と交戦する事となる。。。というものです。
観ていて、どのようにこの難局を乗り切るのかハラハラしたのですが、さすが海江田艦長としか言いようがない戦いでした。
また、あくまでも戦闘は現場でしか起きていなく、計画を立案したり指示する立場の上層部は、
「なんだかゲームを観ているような感覚なのかな?」
と少し何とも言えない感情が湧き上がったのを覚えています。
あくまでも合理的で、解決するのであれば何でもありのアメリカという国を少しだけ覗き見したような気がしました。
この沈黙の艦隊の続きは漫画でしかないので、もし興味がある方は原作をチェックしてみると良いかもしれません。
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
岸辺露伴シリーズの映画版という事で、今回の舞台はルーヴル美術館。美術館がとてもきれいで、一度行ってみたいなと思いながら楽しく視聴する事ができました。
内容としては、漫画家として走り出した頃に一度聞いたことがある「黒い絵」の噂を求めて、フランスパリのルーヴル美術館に取材に行く。。。というものです。
今回この映画を観る前に、これまでの「岸辺露伴シリーズ123」を視聴してから観たのですが、映画版から観ても問題なく楽しめる内容だと思います。
ただ、岸辺露伴は動かないシリーズ123を観ておくと、世界観とか、どういった類の事件が多いなどが感覚として分かるので、より楽しめるかなとといった感じとなります。
個人的には、岸辺露伴が完璧なようで全く完璧じゃないところが好みな作品です(笑)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
昔の人気俳優を中心に、一時代を築いてきた人達の悩みやそれがどのような影響を持つのかについて描かれた映画でした。
内容としては、1950年代に西部劇で人気だった主人公リック(レオナルド・ディカプリオ)が、時代と共に落ち目になり、能力的にも転換期に来ている自分に葛藤しながらも、チャンスを物にしていく・・・というものです。
タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットと大物揃いの作品のため、かなりハチャメチャなイメージをして観たのですが、比較的淡々と話は進んでいきます。
映画の中ではっきりと描かれていたわけではないですが、時代背景的に、社会の中で影響力を持つ人達が作ってきた世界の中で、それに苦しむ若者が新しい文化を作り、それが巡ってたまたま悪い事件が起きる
といった、いつの時代も変わらない、なんとも言えない輪廻が回ってるなと感じさせてくれる作品でした。
あくまでも仕事として一生懸命やっているだけの人々だと思うのですが、それらがもたらす影響力というのは、小さいようで時間かけてしっかりと蓄積されていくものなのかなと。
今だと国やインフルエンサー、メディア側の人間たちが一生懸命行っている行為が、数十年かけて蓄積していき、新たな世代の感性を創り、それが良くも悪くも新しい事件や文化を作っていくといった感じです。
映画自体は長いですし、すごく劇的な内容ではないので好みが分かれそうな作品だと思いますが、50~60年代の時代背景や、現代の置かれている状況などと比べながら観ると、色々と考える部分がある物語だと思います。
『マトリックス』
1999年の映画とは思えない、今観るとまた感じ方が大きく変わる作品でした。
内容としては、プログラマー兼ハッカーの主人公が、謎の人物モーフィアスと接触する事によりこの世界を救う救世主だという事を伝えられるが、本当に自分がそうなのかと葛藤していく事となる。。。というものです。
前に観た時は、
・プログラム
・仮想現実
・AI
・支配
などがそこまでピンと来なかったのですが、今だとスマホやPC、プログラムに仮想現実、AIなどが身近なので、かなり世界観を理解しやすいんじゃないかと思います。
あまりにも現実世界がマトリックスに近づいているので、本当に将来こうなるのか?もしくはすでに現実なのかと思わせてくれるほどでした。
前に視聴したけどよく分からなかった方は、見直してみると良いかもしれません。
力が無い者たちにとっては、「未知は幸福」というセリフは言い得て妙な気がします(笑)
『マトリックス リローデッド』
3作目にしっかりと繋げるようなストーリーで、かなり続きが気になる終わり方をした作品でした。
内容としては、救世主として覚醒したネオとその仲間達が、この世界の支配から抜け出すために戦いに挑む。。。というものです。
まさか終盤でトロッコ問題的な二者択一を迫られるとは思っていなく、今回は恐らく今までとは違う選択をしたんじゃないかと思わせるような流れだったので面白かったです。
前作よりも、カンフーでの戦闘シーンが多く、スミスとの戦闘シーンはかなり楽しませてもらいました。
世界5分前仮説ではないですが、地球もマトリックスのような世界だと考えると、それはそれで気持ちが楽になるかもしれません。
『マトリックス レボリューションズ』
マトリックス3部作の最終章という事で、少しわかりにくい所もありながらも、しっかりと楽しませてくれる作品でした。
内容としては、リローデット(2作目)のそのまま続きで、「AI VS 人類」の最終決戦をしっかりと描ききるというもので、1~2作目があってこその3作目という作りになっています。
マトリックスの個人的なインパクトとしては1作目に叶いませんが、しっかりと3部作で1つのストーリーとして楽しむ事ができました。
個人的に気になるのが、その後のストーリーですね。もしかすると近々アマプラに追加される4作目でその先が分かるかもしれません。
もし、これからマトリックスシリーズを見る場合は、「1→2(リローテッド)→3(レボリューションズ)」の順番で視聴する事をおすすめします。
『マトリックスレザレクションズ』
マトリックス3部作後の世界を描いた作品で、これまでにやってきた事が良かったのか?悪かったのか?本当に平和になったのか?の答えが分かるストーリーとなっています。
内容としては、天才ゲームプログラマーとして生活するネオだったが、これまでの記憶や現実世界で起こる不思議な現象によって、ここがプログラムの中なのか外なのか少しずつ分からなくなっていく。そんな不安の中、またモーフィアスと出会ってしまう。。。。というものです。
3部作が終了し、その先の世界が気になっていたのですが、その点についても解消しつつ、新たな問題に奮闘するといった感じで、気になっていた部分がストーリーに組み込まれていてスッキリしました。
もちろん新しい世界では別の問題が発生するので、これ所謂「無限ループ」的に物語がぐるぐるしそうだなという印象を持ちました。
過去作のシーンも複数でてくるので、この4作目を観る前に3部作を視聴してからの方がより楽しめると思います。
『ミリオン・マイルズ・アウェイ ~遠き宇宙への旅路~』
境遇には恵まれなくても、才能がある人物がどのようにして大成していくのか描いた心が熱くなる作品でした。
内容としては、メキシコ労働移民の家庭で生まれたホセが、宇宙飛行士になりたいという夢を持ち、その夢を両親、親戚、教師のサポートを受けながら、必死に叶えるために努力する。。。という実話に基づいた物語です。
最近の日本では「親ガチャ」や「遺伝子」という、コントロールできない部分に目が行きがちで、こういった作品はもしかすると好まれない傾向にあるのかもしれませんが、個人的には面白い物語でした。
たまたま「才能」と「夢」が合致した少年が、周囲の期待に押しつぶされそうになりながらも、どうにか壁を乗り越えていく姿は、成功した側の人間だとしても、とても大変なものなんだと考えさせられました。
またそれと同時に、周囲の人がその夢を叶えさせるために大きな犠牲を払っていて、しかもその事自体にホセ本人が気がついているというのが、なんとも辛いものがあるなと。。。。
諦める事は簡単にできたと思いますが、夢が潰えそうになる度に良い後押しがある所をみると
「成功は一人だけで掴むものでもないし、運やめぐり合わせは超重要」
なんだと改めて再確認させられました。
もちろん最近の風潮のように、人生にはどうしようもない事の方が多いとは思いますが、それでも
「配られたカードで勝負するしかない」
ように、手元にあるもので試行錯誤しつつ、自分が行けるところまでもがくく事が大切なんじゃないかと感じさせてくれる、勇気がもらえる作品でした。
ミスターガラス
映画の終盤まで少し不安を感じる展開だったのですが、最後の最後でどういった映画なのかが分かる作品でした。
内容としては、自称超能力者(スーパーヒーロー)達が精神科医が監修する施設に閉じ込められ、カウンセリングを受ける中で自分の状態を理解していく。。。というものです。
正直映画の終盤まで何を伝えたいのか分からず、またどういった意図の映画なのかも分からなかったので、途中で観るのをやめるか迷ったのですが、しっかりと最後まで観ないと分からない系の映画でかなりびっくりしました。
普通の人間とは違う能力を持った人たちが出てくる割には戦闘シーンが地味なので、そこも観ていてなんだか不安になる部分だったと思います。
とはいえ、最後まで観きると印象が変わると思うので、観る場合はラストまでしっかりと視聴する事をおすすめします。
『フェイブルマンズ』
熱中する夢を見つけた少年の成長と、その時々の人間関係を描いた作品でした。
内容としては、幼少期に観た映画に魅了され、映像に興味を持った少年の成長を描きながらも、芸術系の母と科学者の父との狭間で家族の問題に悩みながら、映画監督の道に進むべきか葛藤する。。。というものです。
映画を視聴する前は、
「とても明るく、映画監督になるまでのサクセスストーリー系の映画なのかな?」
と思っていたのですが、どちらかというと
「作品を創る中で、心が少しずつ壊れていってしまうという産みの苦しみとも違う葛藤を描いた映画」
でした。
とてもハッピーで楽しい系の映画ではないですし、映してはいけない真実を撮影してしまった事で、自分も苦しむ事となるという何とも言えない感じで、主人公に同情しちゃいました。
しかも、当の本人も苦しんだ結果、心がそれを求めてしまったという所も、なんとも言えない感じなんですよね。
ただ、ラストシーンの終わり方は個人的には
「おしゃれで、遊び心があって良かった」
と思います。
まとめると、
「映画監督になるサクセスストーリーではなく、映画に興味を持った事によって起きる周囲の人間関係に焦点が当てられた映画」
といった感じです。
「芸術肌で感情が優位な人」と「科学者で論理が優位な人」は、理解はできても本当の意味で相容れる事はないのかもしれません。
映画監督という夢を通して見える身近な問題と、芸術家タイプの枠にハマる難しさに興味がある方はチェックしてみると良いですよ。
『カサンドロ リング 上のドラァグクイーン』
実在するプロレスラーの下積み時代から大舞台で活躍するまでを描いた作品でした。
内容としては、ゲイレスラーとしてうだつの上がらない日々を送っていた主人公だったが、ゲイをエンタメに変えるという強みを武器に、今よりもLGBTQに対して偏見渦巻く世界で日々奮闘する。というものです。
少し聞き慣れない言葉がでてくるので、何を指しているのか分からない部分もあったのですが、世間一般の偏見を物ともせず、逆にゲイを強みに変えて戦っていく姿は、本当にすごい人なんだなと思いました。
逆に、ゲイを強みに変えるぐらい余裕でやってのける人物だからこそ、メキシコのプロレス界で人気になり、大舞台で大活躍するまでになったんだなと。
また家庭環境もあまり良くなく、様々な問題を抱えながらの人生の中であってもなお道化役をこなす姿を観ていると、
「人生苦しくても、もがき苦しむ者のみにその人なりの道が拓けるんだな」
と思わせてくれました。
LGBTQ映画であまり馴染みのない世界ではありますが、逆境の世界で一流のプロレスラーがどう成り上がっていったのかに興味がある方はチェックしてみても良いかもしれません。
『最後の決闘裁判』
ストーリーとしては面白いと表現するのが適切な作品ではないと思いますが、映画の展開として、どれが正しいのか考えながら観るのは面白い体験でした。
内容としては、14世紀のフランスが舞台の作品で、戦場で一緒に戦ってきた親友とも言える2人だったが、片方の裏切りにより奥さんを暴行したとして、命をかけた決闘裁判をする事となる。というものです。
残酷で争いは当たり前、男性優位な社会で女性の地位は低く、宗教の力がとても強い世界でのお話で、史実に基づいた作品のため、
「本当にこんな世界だったのか・・・」
と、軽いショックを受けました。
また、映画の展開が
「主人公→友人→奥さん」
の視点で同じ話を追うので、どれも同じ流れなのに全く印象が異なり、どれが本当の真実なのかわからなくなるという、今までにない体験をする事ができました。
それぞれがそれぞれの解釈のまま映像になっているので、恐らくどれも正しいのだと思うのですが、ちょっとした印象の違いで
「誰が悪いのか分からなくなり、それぞれの言い分も分からなくはない」
という何とも言えない感想を持ってしまったんですよね。
まるで、史実を別々の本で学ぶ事で、どれが本当か分からなくなってしまったように。。。
恐らく、史実に基づきつつ視点毎に真実を描くことで、同じ内容の別の歴史書を複数読んだような、
「大筋は分かったけど、細かな部分の整合性が取れない」
という、「どれが正しいのか分からない」という体験を映像を通してさせたかったのではないかと思っています。
結局、誰かの視点や誰かを通して描かれている時点で、本当の真実は無いのかもしれません。(結局、人はみたいものをみる・・・)
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