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「響け!ユーフォニアム3」 OP TRUE 「ReCoda」 (TV size) 歌詞で泣く #ユーフォ3期

はじめに

原作未読勢です(略)

ユーフォ3期 第1話みなさんどうでしたか? 私はOP/EDが特に楽しみでしたが、1話は特殊OP/EDでしたね。

次週に持ち越しか〜と思っていた所に「響け!ユーフォラジオ3」という大前久美子役の黒沢ともよさんが司会をされているインターネットラジオにて、TRUE「ReCoda」が流れているという噂を聞きつけました。

タイトル名が "ReCoda" と見た時点でちょいとその意味を考え始めてしまったくらい楽しみだったので、我慢をできずに聴いてしまいました。この90秒間の歌詞について自分なりに検討してみたいと思います。もし未聴の方がいらっしゃったら、一回は聴いて読んで頂きたいです。また本編のOPではじめて聞きたいと言う方はブラウザバックです。

ReCoda というタイトル

Codaはイタリア語で"尾"を示す言葉で、クラシック音楽の用語では"楽曲の最後の部分"を示すようです。響けユーフォニアムで言えば"最終楽章"でしょうか。Reは"再び"とか"返答"などの意味だと思うのですが解釈が難しかったのでChatGPT先生に聞いてみました。

"Re"という接頭辞はラテン語由来で、主に「再び」や「戻る」という意味を持っています。これは、何かを繰り返す、以前の状態に戻す、または元の状態を更新するという概念に関連しています。

ChatGPT4 さんによる解説

今回は「再び」「元の状態を更新する」という意味ですかね。北宇治高校吹奏楽部という場所では毎年、"最後のコンクール"や"3学年の卒業"があり「繰り返し」構造になっています。

ReCoda = "繰り返される(Re)最後のコンクール演奏(Coda)"みたいなイメージでしょうか。向井秀徳さんの定番フレーズみたいですね。

歌詞を抜粋して考察・感想

後悔も喜びも全部歌になれ

TRUE "ReCoda" より

本題ですが最初4小説のフレーズでもう泣きそうになりました。後悔があるのかぁと。

私は高坂麗奈さんを応援しているので、彼女の夢である「全国金賞」もしくは「滝先生との婚約」がユーフォ3期で叶うことを願っています。

「滝先生との婚約」については前回の考察で難しいだろうという予想を立て、覚悟はしています。それでも別の角度から彼女が救われる可能性も想像しています。

「全国金賞」の方は希望を胸に行末を見守ろうと思っています。という心持ちのところに1小説目から"後悔"の歌詞。もちろんこのお話は久美子や北宇治カルテット、そして北宇治高校吹奏楽部の面々のお話です。高坂麗奈の事だけ歌っているとは思いません。

とはいえ第1話で久美子が部員を集めて確認したのは「全国大会金賞」です。(黒江真由はなぜ参加してなかったんじゃ・・・これについては別の機会に書きたい)高坂麗奈の夢 = 北宇治高校吹奏楽部みんなの目標なのです。

"後悔"を歌うとしたら「全国金賞」についての後悔なのでしょうか・・・本当に高坂さんに全国金賞を取って頂きたいと願って、こんな記事も書いたので本当にくやしくて死にそう。

(追記)ポジティブな解釈も捻り出しました

春夏秋冬 巡って
ほら最後の曲へ行こう

TRUE "ReCoda" より

ユーフォ3期は劇場版で締める?という可能性もファンの中では議論されていましたが、歌詞の通りならユーフォ3期で春夏秋冬の1年を通して久美子達の最後の曲 = 最後のコンクールや送別会まで描かれる事を暗示するような歌詞ですね。

響け!今日というフレーズ

TRUE "ReCoda" より

3年になった久美子達が限られた貴重な日々を部活に捧げている事を歌っているのでしょう。1期では滝先生が『みなさんが普段若さにかまけてドブに捨てている時間』と発破をかけている事を思い出せば、圧倒的な成長です。

この歌詞は私個人にも直接刺さる内容で、今日の自分は響いていたのか?と反省せずにはいられない・・・。

次のあなたへと向けた
終わらない夢を
鳴り止まない歌を

TRUE "ReCoda" より

最終学年を終えた後の事を歌っているようです。"次のあなた" は久美子や麗奈達の事だとしたら、卒業して物語が終わる訳ではなく、進学や就職後にも夢に向かっていく事を歌っているようにも聴こえます。

また来年・再来年と北宇治高校に入ってくる後輩に向けたメッセージもありそうです。"終わらない夢"というのは北宇治高校にとっては"全国金賞"の事でしょう。"鳴り止まない歌を"というのは北宇治高校吹奏楽部やその文化・仕組み・システムが継続して終わらないで欲しい願いを込めているように読み取れます。

やっぱり京都アニメーションのこと

北宇治高校吹奏楽部が継続する願いも込められたReCodaの歌詞を見ていて思い出した事があります。

"響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜" というか花田十輝さんの脚本に繰り返しの構造が導入されている事を書いた記事のことです。今読むとちょっととっ散らかっていますが。

"誓いのフィナーレ"の繰り返しというのは、北宇治高校が頑張り続ける文化・システムがこれからも続く事です。

そのテーマが北宇治高校と同じ宇治周辺にスタジオを構える京都アニメーションのアニメ制作への願いと重なるのでは?という内容の記事でした。京都アニメーションにこれからもアニメーションをつくり続けて欲しいという私個人の願いも込めて書きました。

そして今回のReCodaの歌詞に戻ると。

生きる事に夢中になれた日々が
いま生きてる私へと繋がっている
365日の奇跡で受け継がれる想い

TRUE "ReCoda" より

TRUEさんの歌詞には京アニへの想いも包み隠さず込められているようにも感じます。"生きる/生きてる"とあえて2回。普通の作詞では同じ言葉を2回入れるのって避ける印象があります。細かく説明しませんが涙が出ます。

ReCoda の歌詞には北宇治高校吹奏楽部、最終学年で卒業する北宇治カルテット、京都アニメーション、視聴者と様々な人に向けたメッセージや願いが込められているように感じました。

過去を振り返るのではなく過去の経験を経て "今を生きる" 人達に向けた応援歌

TRUE 公式サイト https://true-singer.com より

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