記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ラブリーサマーちゃんと『Garden of Remembrance』を語る (1/3) #GoR_anime #ラブリーサマーちゃん

2024年8月30日 山田尚子監督作品 「Garden of Remembrance」 と 映画「きみの色」 同時公開の日から3日間連続でファンスペースを主催しました。1日目は「Garden of Remembrance」の回だったのですが・・・なんと!

途中から「Garden of Remembrance」の楽曲を担当されたラブリーサマーちゃんがサプライズで参加してくれるという奇跡が起きました。

2025年に改めて録音を聴き直すと、貴重なお話の数々がこのまま眠っているのはもったいないなと感じました。そこでラブリーサマーちゃんファンや山田尚子監督ファンの方々へ共有できる方法は無いかと画策しまして、「ラブリーサマーちゃん」からも許諾頂き文字起こしを公開できる運びとなりました。

「Garden of Remembrance」を深掘りする一助となればと思います。もちろんネタバレ有りなので最低1回は配信などで「Garden of Remembrance」を観てからお読みください。

それではスタート!

登場人物

ラ / み / タ / パ / や
  • ラ:ラブリーサマーちゃん

    • Let's Stop Conflict / 可愛くてかっこいいピチピチロックギャル。「Garden of Remembrance」では楽曲「Garden of Remembrance」「歌詞のない日常」担当。

  • み:みらぼ

    • スペースの主催。とあるよしみでラブサマちゃんとフォロー関係があり今回のサプライズに繋がった。

  • タ:三鷹タカハシ

    • 音楽ユニットMitaka Soundのメンバー / 吉田玲子さんのファン

  • パ:(パ)

    • めんどくさいアニメおじさん

  • や:やまけん

    • インターネットの世界を少しだけ支えるインフラエンジニア、DJ/VJ

ラブリーサマーちゃんサプライズ登場


ファンスペースで「Garden of Remembrance」の感想を話していると・・・

み:彼氏は絵文字を打ってるけど “きみ”には見えてないですよね。我々に見せてくれている。

タ:”ぼく”の視点が我々といっしょですよね。

※ここでラブリーサマーちゃんのアイコンがスペースに表示されてざわつく

み : ラブリーサマーちゃんさんがいらっしゃったよ!大丈夫!?

タ:ラブリーサマーちゃんさん、ご本人登場だよ。

や:とんでもねえスペースだ!

※ラブリーサマーちゃんのスペースへの接続が上手く行ってない様子

み:(ラブサマちゃんへ)Garden of Remembrance めっちゃいいっていう話を今してます。

タ:そうですね。もう本当に感動したっていう語彙のない話を。

や:感情ですよね・・・感情・・・。

み:吉田玲子ファンの三鷹タカハシさんがね。GoRはセリフが無いから吉田玲子さん参加してないけれども良かったみたいな(笑)

※ GoR ・・・ Garden of Remembrance の略称

た:そこまで吉田玲子さん”だけ”って訳じゃないんでね・・・スペースの会話がさっきから堂々巡りになってますが、良かったっていうことと素晴らしかったってこと、最後の音楽と映像が重なるシーンとかすごく良かったってことも。

や:おかげさまで感情になりました。

み:(襖を開けたシーンで)音楽と映像が一致するっていうんですかね。あれは本当に最高ですよね。

タ:やられましたね。

み:本当 “ぼく”と”きみ”が再び出会えたっていうか、思い出の中で出会えたのかもしれない。そのタイミングと一緒に音楽も合っていて。

タ:うわ、辛い〜辛いよ。幸せなのに辛いっていうのがね。本当・・・

み:何回か同じ話してますね。

タ:一息つくと良かった〜って(笑)

み:色々重ねちゃいますよね。

ラ:(笑)

み:もしもしラブリーサマーちゃん聞こえますか?安定しないのかな。

パ:まだ1回しか見てないんですけど。18分でしたっけ。

ラ:17分!

み:ありがとうございます!

パ:音楽がずっと一曲つながってますよね。

ラ:そのように編集していただきましたね。

や:なるほど!

パ:これはミュージックビデオだと最初に思ったんですよ。淡々と女の子が日常をリピートしていくところも、あえてあまり感情をのせずに静かに進んでいって、最後なぜその生活に至っているのかわかるところに、音楽の力がガッと加わってきてすげえヤバいものを見ているのがもう正直なところでした。

ラ:いやぁ〜ありがとうございます!

パ:編集で繋がれたんですか?てっきりもう一発であの尺に納めてっていうオファーだと思ったんですけども。

ラ:あの〜多分あの二拍子のところが三拍子になる構成のところですかね。あそこは自分が1曲として制作しました。

全員:お〜。

み:全体としては2曲提供されたんですか?

ラ:そうですね。最初のハミングしてる曲と、クラシックギターの弾き語りから三拍子のバンドサウンドになる曲が2曲ありまして、その2曲は自分が書いて、他の音は作家さんにやっていただいたんですけど

み:倉橋裕宗さん?

ラ: そうです!

み:効果音もトラックに合わさってすごい良かったです。

ラ:いやでも皆さんの(考察も)すごいですね「ゴースト/ニューヨークの幻」だっていう推察とかがちゃんと伝わっていて、自分もどんなアニメにするかみたいな構想の部分から一緒に作らせてもらったんですけど

※スペースの前半、GoRは山田尚子監督版「ゴースト/ニューヨークの幻」なのでは?と盛り上がっていた

み:そうなんですね!

ラ:すごいめちゃくちゃちゃんと伝わってるんだと思ってすごくうれしかったです。ありがとうございました !

み:こちらこそですよ!

パ:こんなところでこんな貴重なお話を聞かせていただいて。

ラ:すいません。自分がいていい場なのかちょっと微妙に謎なんですけど大丈夫ですかね?

や:むしろありがとうございます!

み:いい作品でした。本当にすごい。でもその音楽だけ頼まれただけではなく制作過程で一緒に作られたという事なんですか?

ラ:そうですね。あんまり自分が全部ベラベラ言っていいのか分からないんですけども、どういうの一緒に作りましょうかみたいな話になって

み:コラボっていうか・・・なんかすごいですね。

ラ:そうなんですよね

パ:元々山田尚子監督はラブリーサマーちゃんをご存知で、山田監督からオファーを受けたという感じですか?

ラ:そうですね。そういう形でした。

み:山田監督がラブリーサマーちゃんを存じあげてたってことですよね。

ラ:そうです!

み:どこ経由で知ったか っていうのすごい重要ですね。

ラ:確かに!伺えばよかったですね。

み:マルチネの絡みとかで僕は(ラブリーサマーちゃんを)一方的に知ってるんですけど(笑)

※マルチネ・・・Maltine Recordsの略。ラブリーサマーちゃんも
活動の初期に”はじめまして”などを発表

ラ:自分も昔からフォローさせていただいて。

み:ありがとうございます!というかすいません。あんま絡みなくて申し訳ないです。山田監督もマルチネとか追ってたら色々な意味で面白いですね。

ラ:それこそパ音(パソコン音楽クラブ)もモダンラブ・東京で参加していますし。どの音楽の話をしても打ち返ってくる感じの方だったので本当にいろいろ聞いてらっしゃるんだと マルチネにも聞いてらっしゃるんだと思いますけども・・・

タ:じゃあ、あれですよコバルト爆弾αΩ 知ってるかもしれないですよ!

※コバルト爆弾αΩ・・・みらぼが主催していたDJ/VJグループ
アニソンクラブ・Maltine Records 黎明期に精力的に活動

ラ:知ってるじゃないですか?

み:☺️☺️☺️

第二回につづく↓

いいなと思ったら応援しよう!