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暑いぞ、北海道、何がどう変わったのか、今と昔の北海道の夏

昨日は寝られなかったですね
エアコンの付けっぱなしは良くないと人は言います
私もエアコン消して寝るのですが、すぐに暑くなり、
エアコンを付ける、消す、寝る、寝られない、エアコンを付ける、消す、寝る、寝られない、こんな繰り返しを永遠にやっていたように思う

私は20歳で就職し神奈川県の生田に4年ほど住んでいました
暑くて暑くて寝られない関東の夜を初めて経験しました
会社の寮にはエアコンなどなく、新人社員はみな上半身裸
で真夏を過ごすのです、若いからできるのでしょうね
今は無理無理、そんなことをしたら倒れます、間違いなく

札幌市に住む私がエアコンを自宅に取り付けたのは、ほんの3年前
それ以前はエアコンなしで夏を過ごしていたのですが
このままでは、自宅にいても暑くて作業が手につかない
やむを得ず、やむを得ず、エアコンを取り付けました
確かに快適なのですが負の面は何か、それは言うまでもなく金銭です
近年のエネルギー事情は尋常ではありません
北海道に住むと冬の灯油代金、それに加えて夏のエアコン電気代は
頭の痛い問題です

これから本格的な夏のシーズンになり、夏休みも始まり、
納涼を求めて北海道へ行きたいと思っている人は多いでしょうね
ですが、近年の夏の北海道、全然、涼しくないんですよ
いざ、来てみたら沖縄より暑かったなんて、決して珍しくありません
思わず「ダマされた~~、もっと涼しいと思ったのに」と愚痴をこぼす
観光客は多いに違いありません

では、北海道の人達は扇風機ぐらいは付けていましたけど
エアコンなしで、どうやって夏を過ごせていたのでしょうか
私の思い出にある北海道の夏は、確かに暑かった日は存在していました
ですが、その期間は一週間から10日間程度です
今は北海道でも一か月以上も暑さが続いたりします
これだけでも、昔の北海道とは違いすぎるぐらい違うのです
地球温暖化の影響なのでしょうか
もっと違うのは、夜の気温です
昼間、どんなに暑くても、夜は涼しくなり、
暑さで寝付かれないなんて事態は存在していなかったのです
昼間さえ乗り切れば、夜はぐっすりと睡眠がとれる
これが、私の知っている夏の北海道なのです
したがって、友人宅、親族宅、学校だって、エアコンを付けているなんて
気のきいた話を聞いたことがありませんでした

それでも、北海道へ涼みに行きたい方へのとっておきの情報を紹介しますね
北海道の主要都市が、のきなみ30度を超えているのに、なぜか、25度ぐらいの都市があります、それは、釧路地方です
何故か、ここだけは涼しい気温が続くのです
最近は納涼目的の観光客が多く訪れているようで、
一昨年の夏、釧路では空きホテルがなかなか見つかりませんでした

釧路湿原

夏の北海道へ行き、知人宅や親族宅へ行った時、
エアコンがない部屋に通されて愕然とするかもしれませんね
でも、そこの住人家族は何十年もそうやって暮らしてきたのです
人はなかなか、生活環境を変えられないものです
だったら、あなたも覚悟を決めましょう
寝られない真夏の夜への挑戦です
これも、立派な一夏の経験です

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