今更ですが、「ミステリと言う勿れ」
ほんとに今更なんですが、ドラマ「ミステリと言う勿れ」の第一回目を見て、心を射抜かれました。
なぜ今更かと言いますと、篠原涼子さん主演の現在放送中のドラマ「イップス」の見逃し配信を見ていて、早く次が見たいと思っていたところで見つけました。
それと伊藤沙莉ちゃんが出ていると言うのも見たくなったポイントです。
伊藤沙莉ちゃんは「ミステリ」の中では刑事風呂光聖子役で、現在出演中の朝ドラ「虎に翼」とはうって変わって、自信なさそうでうつむきがち。
しかし、しかし!言ってることが虎に翼だったんです!
「女だと思って舐めてるんですか?」
デ、デジャブ?
虎に翼?今は昭和か?
菅田将暉演じる主人公の大学生、久能整(くのうととのう)に向かって言い放つ。
昭和の頃から令和まで女性の立場はあんまり変わっていないと言うことなのねと。
しかし、その後の久能整の言葉が秀悦です。
おじさんたちとあなたは違う生き物で、あなたがいる事で、ある意味職場の秩序が保たれている。(ちょっと違っていたらごめんなさい。)
久能さんはほんとに大学生なのでしょうか?
こんなに世の中のことがなんでわかるんでしょう?
家庭のゴミ出しがどんなにたいへんなのかなど。
久能青年は感情の起伏が極端に少なく、冷静沈着ながら、ものすごく情が深い。
ドラマの最後には、風呂光聖子刑事は書きかけていた退職届を消去します。
私の「ミステリ」ブームが始まりました。
もちろん、「イップス」も楽しみ。
「イップス」も「ミステリ」もメインストリートから外れた所を歩いている主人公と言う点に共感するのでしょうか?
久能青年に関してはまだよくわかりませんが。
荒っぽい文章に最後までお付き合いくださりありがとうございました。