あなたの性格は5つの因子で決まる?!
「ビッグ・ファイブ理論」という人の性格を知るための方法があります。これは、人の性格は5つの共通因子から成り立ち、それぞれが占める率によって人の性格がきまってくるという理論です。多くの企業が人材採用試験の性格適性検査でビッグ・ファイブ理論を活用しています。
共通因子は以下の5つです。
「外向性」は社交性、「開放性」は探求心や行動力、「協調性」は協調性、誠実性は責任感、「神経症的傾向」はストレス耐性を示します。あなたの性格はこの5つの因子の構成率によって決まるというのがビッグ・ファイブ理論です。
これら5つのなかで、特に「神経症的傾向」が占める割合が高い人ほど、ストレス耐性が弱く、すぐに悩みを抱えて不安になります。私も人と比べてストレスを感じやすいタイプで、他人のちょっとした反応に過敏で、不安をずっと引きづります。そんな私は、ストレスや不安を感じないようにする方法を持っています。
その方法は自分を大きく見せようとして罪悪感のない日常的な小さな嘘をつかないようにするということです。例えば、ストレスと全く無関係で毎日楽しい人生を送っているように振る舞わない、承認欲求を持たないようにしています。また、有り難くないのに過剰にお礼を言ったり、悪くないと思っているのに謝ったりもしません。こうした些細な嘘は毎日蓄積されていき、それが何年にも渡ると嘘の塊のような人間になってしまいます。その結果、神経をすり減らし、本来の自分が失われます。
もし上記に挙げた共通因子で神経症的傾向が占める割合が多くある方は、自分に嘘をつかないことから始めると、ストレスを軽減できるようになるかもしれませんよ。
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