『はなさない』
『こわくないよ そばにいればいい』
小学6年生か中学1年生だった私
外は雷
その恐怖に慄きながら
「そばにいればいい」
そんな優しいつぶやきをしてくれる人をもうすでに探していた
恐らくその時代であれば、親、特に父性に包まれたかったのかもしれない
毒親ではなかったけれど、私のことを放置気味な父
これまた毒親というほどではなかったけれど、
心の機微がわかってくれない母
繊細で泣き虫ですぐに共感して物語の主人公の気持ちになって
いつも映画なんかでは泣いてた
構ってほしい人に構ってもらえなくて
構ってくれる時間がとれるようになったのに
「もういい!」って天邪鬼だった自分
極度の恥ずかしがり屋でカッコ悪いことが大嫌い
もっと人に甘えられたら
頼るということができたら
私の人生はもっと明るく楽しいものだったのかもしれない
#プルシアンブルーの肖像
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