40代は白ファンデ呪縛から抜け出す
コスメカウンターで「色が白いですね」と言われて悪い気はしないですね。
でも、デパートで勧められる色、だいたい白いです。
私のメイクレッスンを受けるお客様の普段のファンデーションを拝見するとみんな白めを使用しています。
「これをカウンターで勧められたから」という理由が圧倒的。
一説には、日本は色白信仰が高いため、白いですね、と褒めて売ると売れやすいとか。
そもそも標準色が白めに設定されていると思います。
(韓国系コスメはもっと白い!)
それなのに、さらに白い色を使っている人が多い!
ほとんどの方はさらにお粉もつけていたりするので、プラスαでさらに白くなっています。
おそらく、一瞬でも白っぽい顔になると、肌が明るくなったように見えるからなんだと思います。
しかし、白は膨張色であるのは皆さんご存知ですね。
ということは、白いファンデは顔が大きく見えます。
また、自分の肌色と合っていない色は、ものすごく濃いメイクに見えます。
おばさまがおばさまっぽいメイクたる所以は、ベースメイクだと私は思っています。
さらに、シミを隠そうと白っぽいファンデ+コンシーラーは余計に厚塗感が出ます。
そして、40代、正直に申し上げると肌がくすんでいる方が多いので、本来はちょっと暗めの肌色になっている方が多いのです。
ですから、ぜひ、これまでの思い込みを外して、1段階ほど暗めの色にチャレンジしていただきたいのです。
コツは、自分の肌の黄色味具合を間違えないことです。
これを間違っていなければ、色の明るさを変えても不自然になりにくいです。
外資系ファンデーションには暗い色が赤っぽくなっていることもありますし(黒人さんの想定なんだろうか)
やたらと全体的に黄色いメーカーもあります。黄黒いとあまり肌がキレイに見えません。
きちんと肌の上で試してみると、ファンデと肌の色味はわかります。
サンプルをもらったり(白いけど)カウンターで試していただくのをお勧めします。
多くの方は暗めのファンデーションを使うのに抵抗があるかもしれませんが、濃い色の方がシミが消しやすいです。
実際にメイクレッスンでは、1〜2段階ほど、いつもの色より暗めをご提案しますが、コンシーラーがいらないくらい、シミは隠れます。
上記の図の●がシミだとすると、なんとなく暗めのファンデの方がシミが馴染んでいるのがおわかりいただけますか?
反対に、白めファンデだとシミは薄く見えても、コントラストで目立って見えてしまうのです。
私もデパートで色が白いなんて言われて標準色より明るい色を勧められるのですが、標準色のもう一段階暗い色を普段使っています。
お粉もつけるし、ハイライトで明るくしたいとことろのコントラストを出すこともできるのでちょうどよくなります。
誰にも肌が黒いと言われたことがありません。
色白ファンデ呪縛から抜けて、若々しい肌作りしませんか?
色味がわからない方は、レッスンで聞いていただければ私が見ます!