洋服はあるのに着るものがない問題
私は、クローゼット整理のお仕事をすることがあります。
中には500着くらい溜め込んでいる方もいらっしゃいます。
洋服はたくさんあるのに、着るものがない!
この現象はみなさまも一度はご経験あるのでは?
こういう方に共通しているのは、
洋服のテイストがバラバラすぎる
ことが原因のひとつです。
・流行っているからとりあえず買ったもの、
・便利そうだと買ったもの、
・安いからまぁいいやと買ったもの、
など、「自分に合うかどうか」の視点が抜けて買ったものが多く、洋服のタイプがバラバラなことが多いです。
色々なテイストが混じっているから、選びにくく、コーディネートもしにくいのです。
賢いワードローブの揃え方
自分のテイストを決める
大まかにでも、自分のテイストやテーマをまず決めましょう。
ちなみに私は「エレガント」なテイスト、「やや毒のあるフェミニン」がテーマ。
このテーマ・テイストは自分という人間がよく表れているものや
自分の好きを追求したものなど、なんでもよいです。
40代ともなれば、だいたい自分のタイプはわかりますよね。
わからなければ、まず絶対似合わないもの、嫌いなものを考えます。
だいたいその逆が似合うものや好きなものなので、逆算すると考えやすいかもしれません。
徹底してテーマを死守する
どんなに「これステキだな」と思うものを見つけても、
自分のテーマに合わせられそうにないものは絶対に買いません。
たとえそれがGUやユニクロであろうと、です。
今持っている合わないテイストは処分する
私は若い頃から洋服が大好きで、色々なものが着たくて大量に洋服を持っていましたが、カジュアルなもの、クールすぎるもの、女性らしくないものは全部処分しました。
若い頃は勢いで何でも着こなせますが、大人になると、合わないテイストは違和感が激しくなってくるんですよね。
ある意味、大人は違和感がわかりやすくなっているからこそ、ワードローブの整理がしやすい時期でもあると思います。
自分が管理できる量だけ持つ
私たちの世代は、雑誌の1ヶ月コーデのように、たくさん洋服を持っていることがオシャレ、みたいな時代がありました。
でも、ある程度の洋服を着回していても他人は覚えていません。
人はそんなに他人に興味がないからです。
なので、量は本当にいらないと思います。
まとめ
自分のテーマに沿ったものだけを追求していくと、
どんどん自分の世界ができあがっていきます。
そうすると、「自分らしさ」も自然に確立されていき、ステキな大人の装いができるようになるんじゃないかと思います。
40代は、「宝探し」じゃなくて「手にしたものを磨いていく」ような時期なのかもしれません。
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