「自分らしいファッション」は「似合う」だけを意識していても見つからない
自分らしいファッションを求めて、パーソナルカラー診断だとか骨格診断だとかがすごく流行っていますね。
そもそも「自分らしいファッション」とは何か
私のサロンでも、オリジナルメソッドを使ったファッション診断メニューがありますが、あくまでも、そこで導かれる結果は、【外見の特徴をもとにした自分の長所が客観的にわかった状態】です。
しかし、多くの方は、そういった診断を受けたらすぐに「自分らしいファッションが見つかる!」と誤解されているように思います。
自分らしいファッションとは、自分の価値観や好み、キャラクターなどを自分に似合うように表現することです。
つまり、似合うものを知ることは、自分らしいファッション(ゴール)を作り上げるために必要な一部の要素(手段)がわかった状態にすぎません。
この図でいうと、右上のゾーンこそが、「自分らしいファッション」です。
ファッション診断では、縦軸の「得意」と「苦手」がわかるだけ。
横軸の「好き」と「嫌い」の答えはあなたの中にしかありません。
だから、この横軸のことを無視していても、一向に「自分らしいファッション」が見つかることはないのです。
自分の「好き」は見えてないことがある
MIROIRの自分ブランド確立コースは、この横軸もしっかり考慮した上で、あなたのブランドを作り上げます。
自分の「好き」をしっかり自覚している方もいらっしゃいますが、分かっていない方も多いです。
また、世間一般の価値観に晒されすぎて、「世間がいいというもの=自分の好き」と勘違いしている方もいらっしゃいます。
MIROIRは心の奥に感じている、本当の「好き」を見つけるお手伝いをさせて頂いていますが、思わぬものが見つかることも多いです。
頭や口で思っていることと、本当に「感じる」ことは違っていることも多いです。
大人は頭を使いすぎてしまいますからね。
自分でも、何をしたら心が動くのか、はきちんとデータをとってみるといいと思います。
そこに何か共通点が見つかって、自分ならではの「好き」が見つかると思います。
表面上で思っている「好き」は全然心が動いていないということもあります。
とにかく五感を使って、いろいろなことを感じてみましょう。
好きなファッションでも苦手だったら諦めるべき?
また、一部のファッション診断で、苦手なファッションは着るな!と言わんばかりのアドバイスをされてショックを受けたというお話をよく聞きます。
それは、単に縦軸だけで判断していて、横軸の感情を無視したアドバイスですね。
私は、人の好き嫌いまで立ち入って、他人があれこれ指図するのはおこがましいと思います。
好きな気持は大切にしていいのです。
その代わり、せっかく好きなものを着ているのだから、「これって似合わないから本当は着ちゃいけないんだよね?」とびくびくするのではなく、「好きなもの着ていますけど何か?」と堂々と着るべきだと思います。
好きなものは誰にも否定する権利はないのですから。
例え、苦手なものでも、好きなものは突き詰めれば、それもまた個性として仕上がります。
まとめ
・似合うものだけ知ったところで「自分らしいファッション」は見つからない
・「得意/苦手」だけでなく「好き/嫌い」の軸が重要
・「自分らしいファッション」を仕上げられるのは自分だけ
・好きな気持は堂々と大事にしよう。
ぜひ、自分の心を大事にしながら、自分らしいファッションを作りあげていきましょう!
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