私とジャニーズとSexy Zoneと
これまで友だちからかけられた言葉のうち、ただ一つだけ忘れられない言葉がある。
「大人になったらジャニーズにハマりそうだね。」
小学6年生のときに、仲の良かった友だちに言われた言葉だ。
言われたそのときは、大層驚いた。
なぜなら、その当時(2005年頃)、「ジャニーズ」はイケてる女の子たちの文化だった。
TVドラマ「野ブタをプロデュース。」もとい修二と彰、ならびにKAT-TUNが盛り上がっていた時代である。
クラスのイケてる女の子たちは、み~んな亀梨和也か赤西仁が好きだった。
「イケてる女の子」とは即ち、小学生ながらに異性の目を意識し、身だしなみに気を使い(小学生ながらに小鼻の角栓を気にしたり、枝毛を気にしたりする)、かつ、教師受けもよく、同性にも憧れられる女の子のことである。
最近だと、ヒエラルキー上位とか一軍と表現するのかもしれない。
わたしは様々な点でそういったイケてる女の子とは程遠かった。
そのため、ジャニーズなんて滅相もない、と思ったのである。
しかし、時が経つにつれ、わたしのなかの「ジャニーズ=KAT-TUN=イケてる女の子たちの文化」という認識はほろほろと崩れていき、「ジャニーズ=オタク文化」という認識に徐々に変わっていった。
期待と不安が入り混じりつつも、わたしは沼にハマるそのときを待っていた。
さて今、わたしはジャニーズにハマっているのか?
答えはYESだ。
Sexy Zoneと出会ってしまったからだ!!!!
十数年のときを経て、友だちの予言は当たったのであった。
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