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少し振り返ること ~自分のできないことができる偉い人を尊敬します~

もう起業して1年経つんだな~。と思う。

資金繰りでひーひー言っているし、お客さん捕まえるのにひーひー言っているけど。とりあえず1年。と2ヵ月かな。この辺で少しずつ振り返ってみるかな。

というわけで前職の話を少ししよう。

とはいえ、2週間程度しかいなかった会社である。

小さなコンサルティング会社である飲食のプロジェクトに携わるチームにいた。ブランドのコンセプトを作り上げる段階からいたわけではなく、すでに商品がありそれを広める、売るという目的である。

少々かっこよく言えば、売れる仕組みを作るということだ。

ただ、問題があった。

全然自分自身がその食品が好きではなかったのだ。

食しているとなんか周りからかっこよさげに見えるけど実態はただ身体が悪くだけだよねという、まぁなんというか。売れたところで、広めたところで誰の何に貢献しているのだろうと思ってしまう。

↑こんな色だったりあんな色だったりするのカフェインのやーつです。

当然、そんなことを思っていると仕事に本腰が入らない(とはいえ、1日のかなりの時間を消費して仕事はしてたけど)

結局は代表の人とのいざこざが原因で辞めたわけだけど(色々と割愛。聞きたい人は個別に聞いてね。世の中、こんな人もいるのねという話になるけど)

そこでわかったことは

「自分は好き、又は人の役に立つものしか売れない、広めたくない人間なのだなぁ」ということ。当たり前のようでこれがなかなか人を苦しめる。

世の中に好きなことを仕事にしている人がどれだけいるだろう。

納得のできる意義のある仕事だと胸張っている人がどれだけいるだろう。

価値観は様々なので好きの理由も納得できる理由もその大小もどうでもいい。みんなきっと何かしらの折り合いをつけて仕事に従事している。

単純に自分は折り合いもつけることができないクソガキの精神を持っているということがわかったというのが前職の経験である。

前々職は好きなことを精一杯やらせてもらっていたから(ペット関連の会社にいた)そして、犬猫超好きであいむはっぴーでした。

↑前職ではかなりこいつが活躍してくれました。


わかっていたのか忘れていたのか。

さて、どうしたもんだろうと思った。好きはともかく意義のある仕事をしようと思っていたところ。人を助ける仕事をする人を応援するのがいいなぁとうっすらと頭の中に浮かんできて、

いまの仕事のパートナーと出会い、雲母書房の社長と出会い、助けてくれる友人と出会い、「自分の嫌いなことはしたくないダメ人間なんだから起業するしかないか」と思い起業したわけ。

なんも売るものないのにね(笑)とりあえず企業してから商品作りというなんだかよくわからない順番でスタートしたのがうちの会社。

ほんと、計画性がない(笑)

とりあえず、あっちの方向に行こうぜ。という感じ。

【介護従事者の方を尊敬する理由】

うちの会社の理念が

「人が人を助けるを助ける」なのですが、これには深い尊敬の意があります。

というのも、わたくしがまずあまり家族に接する人生ではなかった。家庭はちょードライ。んで両親はどちらかと言えば見栄っ張りで。外面よく中身はめちゃくちゃという家庭でした。なので、当然家族やおじいちゃんおばあちゃんと上手く接することが今でもできないのです。パーソナルスペースが近しい人が苦手で。むかし、高級クラブに接待で連れてかれた時も「なぜ、そんなに距離を取るんですか?」と訝しげに言われたものです。ほっとけ。

単純に人に触れるのが苦手なんですよね。動物は好き、動物にはむしろ痴漢したい。なんだこれ。アンバランスな精神だな。

というわけで自分のできないことができる人を尊敬するのです。しかも仕事としてさ。知れば知るほどドラマチックな職業だなと思います。

自分はできないかもしれない(いや、できる可能性がもあるんだけど)

なら、できる人を助けよう。自分の得意分野から。

さて、次は会社作ったあとの話でもしようかな。

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